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それでも日は昇る   2015年2月

2015年2月

 超超やんちゃ猫、まっくろぷりすけが養子に出てからまもなく丸2ヶ月。たぶん「やまと」君と呼ばれて、超高層マンションの27階でかわいがっていただいていると思います。人間のほうはうるさいのがいない胸のすきまにもう慣れたのですけど、愛動物クリニックのお形見おばあちゃん猫、あいちゃんは、いまだに時々鳴いて呼んでいます。明け方、ぷりすけに追われて駆け回っていた時間帯に、ひとりでだだだっと私の「顔の」上を走ってみたり。呼ぶのは日に1回程度なので、どのくらいはっきり覚えているのかはわかりませんけれど。

 年明け、尾長黒白でぶ♂のころくに猫条虫がいるのに気付いて動物病院に連れて行きました。ペット籠を貸していたのでリュックに詰めたらぎっちぎち。いやがるし。病院で注射されていざ帰る段になったら、さっとリュックにおさまったのには感心。その1週間後、雨のさなかに珍しく自分から戻ってきた尾なし黒白ちび♀のちんちくが鼻汁とよだれダラダラ。そう言えばこのところ食欲もなし。すぐさま病院へ。注射していただき、戻って居所の天井裏で24時間熟睡したあと、しっかりごはんも食べたようです。よだれはおさまり、鼻詰まりもだいぶよくなりました。ころくは2週間後、ちんちくは1週間後に再度病院へ行く予定。

 夏からずっとかかりきりだった市川市史の原稿をようやく提出。中断していたカワウの繁殖調査データまとめにとりかかっています。懸案だった観察舎通路の月替わり掲示、「みつけてね」も3号目にこぎつけました。いかにもマジメな仕事人みたいですけど、まあ何をやるのも我ながら遅い、遅い。年末の障子貼り今年はもうやめようか、とぎりぎりまで逡巡(たった4枚なのに)。結局えいやっと豚汁作りとセットで大みそかに仕上げました。猫の爪痕、まだ8つくらいしかついていません。昨日も障子の前でのびのびと伸びあがったころくを叱りつけて追い払ったばかり。下から4段目(1mくらい)に届いてびっくりしたのですが、幸いちっちゃな爪傷が2段目と3段目についただけでした。

 大みそか、海上に停泊している船舶が新年を祝って鳴らす号笛を聞きに、いつものように観察舎横の旧管理人棟前に急ぐ途中、白鷺公園を出たばかりのところでもう元旦午前0時を告げるTDLの花火が始まってしまいました。堤防上の定位置で合掌する間、遠く近く号笛がひびいていました。

 東の空に伸びた雲のため、初日の出はぱっとしませんでしたが、元旦行事は通常通り順調。豚汁もさっさと捌けたし。10日から7ヶ月ぶりに朝のウォーキング再開。11日には日の出もばっちり見たし、調子はまあまあと気をよくしていたら、14日に風邪まで再開。ぐずぐずしてます。本日17日は一日家で猫どもとごろごろしていて、完全復調を目指す所存。やるべきこと多々多々タッタカター。

 きなくさい厄介事もいろいろあるけど、ボランティアの方々中心に写真展の準備もスタート。今年も楽観でゆきましょう。みなさま風邪にお気をつけて。


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