コタツで韓流 2014年4月
2014年4月
庭にすくすく伸びたアカメガシワの木。2008年にこの家を買った時には、道に面した側の3本の棕櫚やツツジ・サツキ・ヒイラギナンテン、生け垣のイヌツゲとモッコク1本などの常緑樹、センリョウ、マンリョウ、ナンテンなどのほかは、きれいに砂利が敷かれた更地に近い状態でした。それでも翌年から樹木がぐっと頭角を現してきました。きれいに切られたイチジクはともかく、アカメガシワやセンダン、トウネズミモチ、各種桜類等々は純然たる実生。初年は草取り以外は樹木には多少目をつぶっていたのですが、裏のお宅から「どうされるの?すぐ伸びて庭いっぱいになりますよ」と言われて悩みました。別にそのお宅にご迷惑をかけているわけでもなく、私も鳥も好きな木なのに。それでもご近所にあまり逆らうわけにも行かず、切りました。しかし次の年にはしっかり復活し、ある程度は丈つめをしているのに、年に1~2mの勢いで伸びてきました。昨年秋にはとうとう屋根まで達し、どうしても丈を詰めなくては、と葉が落ちる晩秋を待ちました。
ところがどうして。よし、来週こそ切るぞ、と決心すると、必ずと言ってよいほどトラブルが。12月15日にCCC2013を終えたので、次の休みには、と思っていたら、CCCの打ち上げ時に自転車で転んで肋骨の先を痛め、1カ月ほどチャレンジ見送り。すぐ2月、もう立春、早くしなくちゃ、と思っていたら、2週間続けての大雪。雪がとけた、いよいよだ、と思っていたら、2月23日から発熱、腎盂炎と膀胱炎とのこと。28日現在は平熱になって、あとしばらく休めば完全復調の予定。赤い芽が出る前にはどうしてもなんとかしなくちゃ。下宿人さんか孫を動員することになるのか。来年まで待ったら植木屋さんに頼むことになりそう。
そんなわけで、ここ2カ月ほど、休みの日にはもっぱらこたつでテレビを見ながら実物大・重の各種カモメ類のぬいぐるみ作り。むろん見るのは「韓流時代劇」です。ホント、面白いんですってば。昨年だったか、20本の短いもので、それもBSで火曜夕方に2本ずつ放映した「屋根部屋のプリンス」というのがありました。タイトルからして、また朝鮮時代のお世継ぎがタイムスリップして現代へ、という想定も好きじゃなくて、初回は見なかったのですが、これがものすごく面白い。「イ・サン」はご存じの方も多いと思うけど、そのヒロイン役のハン・ジミンさんが現代娘役で、むちゃくちゃ可愛い。今、週5回の枠でまたやっていて、あと2週間もしないうちに終わってしまうけど、見るのは2回目なのに画面から目が離せない。今日など、これまで気づきもしなかった小道具の猫のぬいぐるみ、写真まで撮ってしまいました。ラブストーリーでスリラー風とでも言いますか、私、こんなにヒマしてていいのか、というほど夢中。
韓流時代劇で定番・最高の「善徳女王」はむろんですが、短いものでも「風の絵師」「トキメキ成均館スキャンダル」等々、恋愛がらみのもの、大好き。ストーリー展開と作りのていねいさ。俳優さんもうまいし。
もうちょっと病気していてもいいかな、というくらい時間がとれたこの1週間。まあ、そうも言っていられない。シジュウカラもさえずっているし。
ちなみに長男孫もどうにか高校に合格しました。早く確定申告を終えて次の縫いぐるみにチャレンジ。みなさま、花粉症に負けず、どうぞお元気で。




