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日の出 日没   2014年2月

2014年2月

身辺        蓮尾純子


 12月15日のCCC2013(クリスマス・コーモラント・カウント)、23日のしめ飾り作り、元旦の初日の出の会と、あわただしい12月が無事に過ぎました。その間に傷病鳥舎の大掃除あり、餌場用の魚アラ切りや確保あり、ジオロケーター付きセグロカモメの再捕獲・データ回収あり・・・ありがたいことに、私はどれも中心や牽引役ではなくて、尻ぬぐい役もせずに済んで、ほんのちょこっとだけ手や口を出しただけなんです。こまごまとした準備や後片付けを人まかせにできるって、こんなにも楽なことだったんだ。元旦の初日の出の会も、です。暮れの28日~1月3日までをほぼ完全休日として過ごさせていただいたなんて、これも生まれて初めてのこと。ついついもののはずみで、初日の出の会用に甘酒だけでなく、お汁粉と豚汁も作ってお出ししてしまいましたよっ。量はそれほどのことはなかったし、お餅を焼くのを省略したので、まあそこそこ。

 長女孫に付き合ってもらって、お正月の2日には柴又の帝釈天さままで自転車でお参り。きれいな青空で、江戸川の河川敷ではゲイラカイトがいくつも。帝釈天まわりの人ごみの中、おなじみの背広と腹巻姿の寅さんが何人も出張っていましたね。小さい獅子舞のお獅子が踊ってくわえてきてくれるコインおみくじも面白かったです。

 愛動物クリニックのお形見猫、あいちゃんが私の布団の上や横で寝るのが好きになって、他の猫は寄りつけなくなりました。かたわらでゴロゴロいっているところにうまく布団をかぶせると、そのまましばらく布団の中に落ちついてくれることもあります。でも2、3回強引に引きずり込んだら、その後ご機嫌ななめ。猫暖房が入らないと明け方寒いよう。

 もともと朝に弱い上寒くて、この時期はお布団から出るのにありったけの勇気をかき集めてやっとこさ、というのが常だったのですが、朝のウォーキングを続けていると、起きるのがけっこう楽。6時すぎに登校する高校生の長女孫に食事を出したあと、何とか6時前に出発し、6時半のラジオ体操に間に合うように戻るのが目標。3キロ弱、30分前後で下水処理場から観察舎前を一周しています。出発時は真っ暗。帰宅も今はまだ日の出前ですが、この時間帯の雰囲気はなかなかすてき。それに体がぽかぽか温まって、気のせいか手荒れも少ないみたい。

 今年こそ「日の出がいちばん遅くなるのはいつか」を見てとるつもりでした。日没は冬至前の11月中下旬ごろがいちばん早く、日の出は1月上中旬ごろがいちばん遅いと実感していました。16時にはたそがれて17時で真暗、というのが夕方はよくわかります。冬至のころはもうだいぶ日がのびて、日暮れが遅くなっています。1月12日よりは13日のほうが明るくなる時刻が気持ち遅かった、15日は明らかに早くなった、と思っているのですが、データによれば日没が最も早いのは12月7日、日の出が最も遅いのは1月7日となっています。えーーーっと?

 実感とずれるのはなぜか?日の出・日没なんて純然たる物理現象ですよね。雲や心理状態が影響する可能性ももちろんあるけど、どうして?どなたか教えて!

 今冬はツグミ類がとても少なくて、ツグミの大好物のトベラの実(種子)が食べられないまま干からびていました。ヒヨドリも少ない感じ。あまり器用ではないムクドリがトウネズミモチの黒い実の下枝分を残したまま、センダンの実に乗り換えているのに、南天やコムラサキなどはまだ残っています。

 門のロウバイが満開。立春まであとわずか。もうちょっと寒の季節が伸びてもいいかな、とつい思ってしまうこのごろ。



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