お正月は命のせんたく 2013年2月
お正月は命のせんたく 2013年2月
爆弾低気圧、と言われていた14日(成人の日・月曜)。朝から雨で気温は高め。一日こんな感じかな、と、手袋もつけずに出勤したら、まあびっくり。10時すぎからみぞれがまじったのがみるみるうちに大きなぼたん雪に。ほんの1時間ほどで景色が真っ白に変わりました。うそでしょ、という感じ。午前で仕事を終えて帰る人たちがみなたいへんな思いを。びしょびしょ雪で木の枝にどんどん降り積もり、そこに強風が。常緑広葉樹のマテバシイやトウネズミモチの枝がばきばき折れて、幹から倒れた木もあちこちに。午後になると横なぐりの吹雪で、視界もぼんやりかすむほど。
大雪の中、スキーに行くような格好でがんばって観察舎に来られたご近所の子供さんたちが3人と2人のふた組。冒険ですね。緑の国もたぶん雪見物で何人かの方が来られたもよう。餌場のオナガガモやカワウの背にも雪が積もっていました。気温がそれほど低くなかったせいか、昼前には10センチ近くになった積雪は降りしきっていた割には夕方にも大差なく、むしろ減ったようです。この分では朝には大して残らないだろうとたかをくくっていましたが、3日後の今日になってもまだ生垣や屋根に残る雪が少々。あちこちに少しずつ残った木の実にはムクドリやヒヨドリが群れていますが、地面に落ちたセンダンの実までせっせと拾っているところを見ると、きれいさっぱり木の実が消えるのもあとほんの数日。
年末からお正月にかけて、まる9日間もマゴ4人とも実家にお泊りで、のびのびうきうき。元旦の初日の出の会は、そこそこの人出あり、まあまあのご来光ありと順調。日本野鳥の会東京の元旦ヤング探鳥会はなんと参加者が48名も。マゴ不在で余った食材に少し買い足して、甘酒がまったくダメな助っ人さん用に豚汁も大鍋ひとつ(結局ふた鍋にのびました)作りました。年末恒例の野鳥病院の大掃除をまったく手伝わなかったのも初めてなら、昼間から豚汁が仕上がったのも久しぶり。正月3が日は、緊急の手術も入らず、混じってしまった3とおりのジグソーパズルのピースを分けて、それぞれに手をつけているという夢のような時間を過ごさせていただきました。こたつ・みかん・ひざねこ・韓流時代劇・ジグソーパズル・・・こんな贅沢、していいのだろうか。
命のせんたくのようなお正月休みを終えたらまあ、仕事の要領(家事含め)を思い出すまでに時間のかかったこと。義兄の定期検診と行徳WGが続いてばたばたしていたら、愛動物病院の先生のご逝去。目下は友の会が請け負った「観察のてびき」作りが佳境(というより完成品提出期限まで2週間を切る)。マゴの入試や風邪ひき・・・緩急とりどりの年初です。みなさまどうぞお大切に。




