迷子のビー 2011年12月
迷子のビー 2011年12月
ぬくぬくとしたふとんから出るのにありったけの勇気が必要な時期が迫ってきました。と言うより、今朝はそれに近かった。まだ冷え込みはさほどでもなくて、ふとんの中に複数猫、という状態ではなかったけれど、起き出したらさいご、尿路に問題を抱えて処方食のキャットフードを食べなくちゃいけないのに普通食大好きなころくと、普通食でよいのに処方食大好きな他猫との調整やら、他猫との折り合いが悪くて家に入ろうとしないちんちくのご飯やら、出たくてたまらず隙を見ては脱走をはかるウィンクのご機嫌とりやら・・・週末はこれに加えて孫間関係の調整やら・・・ぬくぬくおふとん大好き!
11月5日土曜日は、ひさびさに早朝の保護区に入りました。ご近所で顔見知りのビーグル犬「ビー」が前日夕方にフェンスの穴から鴨場裏に入り込み、戻ってこないとのこと。夜遅く保護区の方で犬が吠えているのに気付き、観察舎前の丸浜川をねぐらにしているウィンクのお迎えに出るついでに様子を見に行きました。わが家から聞こえた様子では導流堤の上かと思ったのですが、実際はウラギク湿地のカニロードのあたりらしく、犬の姿は見えません。飼い主の奥さんも心配して出てこられていました。呼んで来るようなら鍵を借りて保護区に入って見るけれど、明るくなってからのほうがいいでしょうということになり、朝7時にお約束。朝6時過ぎごろ、また犬のほえ声が聞こえてきたので、電話を入れて6時半ごろから保護区に2人で入ってみました。大声で呼んでみても、ビーの反応なし。もともとは猟犬の血筋のわけで、保護区の中は追いかけたいものがいっぱいいるのかも。小一時間かけてみなと池のあたりまで行ってみましたが、帰り際になって鴨場の入口方面でようやく吠えている声を聞きました。あいかわらず呼び声には反応なし。
迷子犬さがしといっても朝露がおりた保護区の道は清々しく、アオジやジョウビタキの声がそこここで。竹内ヶ原の通称「ピラミッド」に上ったとたん、すぐ下からオオタカの若鳥が飛び立ちました。お食事中を邪魔してしまったらしく、獲物のカモ(キンクロハジロかスズガモ)をぶら下げて、対岸の観察壁の屋根に止まりました。飼い主の永谷さんはご近所なのに初めて保護区に入ったとのこと、初めての方をご案内していると、こちらまで新鮮な気分。ほんとうに野生がいっぱいの別天地なんだなあと実感。
「ビー」は午後になって植物調査の方たちが見つけ、永谷さんご夫婦がお迎えに来られて、無事に飼い主のもとへ。直後に大量のウンチをしたとのこと。安心したのでしょう。それどころか、翌日は高熱を出して獣医さんで点滴を受け、次の日になってようやくお散歩に出られるようになったとのこと。24時間の自由な暮らしはよくよく怖かったのかしら。
早起きは三文の得、は重々わかっているけど、やっぱりおふとん大好き。いつか駅前公園のラジオ体操グループに参加しようと思いつつ、果たせず。




