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そして少年はまた一歩"最強"へ  作者: 槙 悟
1幕 学園へ
8/48

7話  いざ、学園へ

読みに来ていただきありがとうございます。


「ではこれから1週間程度馬車での旅になります。

夜はちゃんと宿を取ってありますのでご心配なくよう」


入学まで後3ヶ月となった今日、アシュルは迎えにきたモーラルの説明を受けていた。


「お父さん、お母さん、じゃー行ってくるね!

帰って来れる時はちゃんと帰ってくるから」


「おう、しっかりやってくるんだぞ」


「応援してるからね」


「うん!!ありがとう!行ってきます」


そう言ってアシュルは10年過ごしたホールン村を出発したのだった。






馬車での移動中、アシュルは荷物の確認などを済ませ、

この学園入学が決まってからの10ヶ月間のことを思い出していた。そしてその間に経た力についても再度確認することにした。


___________________________________________

アシュル     10歳

  恩恵     「左手」

         「右手」


恩恵量   100000/100000 → 250000/250000

____________________________________________


「この10ヶ月で恩恵量結構上がったな、

あとは効果もっと、」


____________________________________________


「左手」・・・・1....想像した武器を形作ることができる。ただし、想像する物の大きさに比例して恩恵量も減る。

        2....この左手で作られたものは「右手」の恩恵をもつものしか使えない。

        3....一度でも作ったことがある武器においてはその武器に必要な恩恵量の2倍を消費することにより同じ性能のものを作成することができる。

        4....恩恵量を500消費することで作った武器を直接右手のストックへ送ることができる。  



「右手」・・・・1....「左手」の能力によって形作られた物を唯一扱うことができる。使う時に恩恵量は必要としない。

        2....左手以外のものはいつ何時であっても一切使えなくる

        3....左手で作られたもの1000→5000個まで右手の中にストックすることができる。

____________________________________________


「なんか、どんどん便利になっていくな、でも右手に関しては当分はストックが増えていく感じかな?まぁ増えることに越したことはないか」


そう言って確認を終え、外の景色を眺め始める。


そして夜になったら村や町などの宿で休みつつ、移動すること1週間、アシュルはついに南大陸キリ王国に到着するのだった。



「うわぁーーーすげーー」


それがキリ王国に入ってからの、アシュルの第一声だった。


そのまま向かうと城が見えてきた。そしてその隣にアシュルが入学する学園が見えてきたそして門をくぐり、

学園のエントランス部分で止まる馬車。


「ふぅぁーーー」と伸びをするアシュル、そこへここまでの場所を引いてくれたモーラスが


「今日から入学までの3ヶ月はこちらに用意された寮に入ってもらいますが、こちらの寮に関しましては、臨時となっております」


「臨時?ですか、、」


「はい、入学の際にクラス編成試験が行われます。そして毎年入学できる人数は500人、そしてクラスがSクラス50人、Aクラス100人、Bクラス150人、Cクラス200人と分けられ、それぞれ授業の内容が変わっていきます。当然Sクラスが最もしっかりやることができるでしょう。寮に関してもSクラスは1人専用の部屋が、そこから2人部屋、4人部屋、8人部屋とA、B、Cとなって行きます。ここまでで何か質問等ございますか?」


「なんとなくはわかりました。それで試験の内容というのは?」


「そうでしたね、試験の内容は全部で3つ。

1つ目はそう恩恵量になります。まーアシュル殿に関しては上位は確定ででしょう。

2つ目は筆記試験になります。こちらは入学3ヶ月前に全ての学生に配られる教材から出題されます。アシュル殿のは寮内の部屋の荷物に入っていますので後で確認するようお願いします。

そして最後に3つ目ですが、こちらは1対1の対人戦になります。ルールは先に倒れた方が負け。武器などは自分の武器を使うのもよし、学校のを使うのもよしとなっております。自分のを使う場合は壊れても自己責任でという形にです。そして決して負けたから上のクラスになれないとかではございません。審査員による判断で全てのものに点数が付きますのでご安心を。それにこの学校には治癒系の恩恵を持つものも複数名いるので怪我を恐れずやれということですね」


「なるほどわかりました。ありがとうございます」


そう言ってモーラスとも別れ、臨時ではあるが3ヶ月生活する自室へと入っていくアシュル


部屋に入るとシンプルな机とベット、トイレにお風呂、洗面所までついていた。ご飯などは部屋に届けてもらうか、食堂まで行っくの2つが選択できるようだ。


「あーこれから始まるのか、おれの学園生活」


部屋に入り早々ベットに仰向けになりつぶやくアシュル

だがその目は10歳とは思えないほどやる気と覚悟に満ちた目をしている。


「よしそれならさっき言ってた筆記の勉強からやるか、後筋トレは忘れずにやるとして、夜はちょうど部屋も1人だしあの武器の作成もやってみるか、後図書館も行けるらしいし行ける時に行ってみよう」


今後の予定を決め、入学の際の筆記試験に向けて勉強を始めるアシュルであった。


7話読んでいただきありがとうございます。


やっと学園に来ましたね!嬉しい!

ここからは学園生活です。学園の中でも少年アシュルが一歩、また一歩と最強へと進んでいくでしょう。まだ出して間もないですし未熟ではありますが、どうぞよろしくお願いいたします。


誤字脱字、感想、指摘、などなどお待ちしております。よろしくお願いします。


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