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そして少年はまた一歩"最強"へ  作者: 槙 悟
1幕 学園へ
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5話  相棒の名は"バイソン"

読みに来ていただきありがとうございます。


小説って難しい、、

それから1週間が経ち、約束通りモーラスが来た。

その際に学園に入学することを伝えた。

モーラスからは入学の3ヶ月前には寮に入れること、そして教材共も全て部屋に置いてあるということも教えてもらった。


そして、さらに1週間が経ったある夜のこと。


「はぁー最近武器はいい物作れてるんだけどなーー、、、

どうしても戦闘の技術が上がらないんだよな、、」


アシュリーから借りた本を読みながら独り言を呟くアシュル。


そうここ最近は恩恵の技術より、戦闘の技術が上がらず、少しカベに当たっていた。

人並みよりかは強くなっているだろうが、なんせ選別された恩恵しかいないのだ、武器の恩恵持ちのアールトーにさえ負けてしまっているアシュルは全くと言っていいほど歯が立たないのである。


「なんかいい武器ないのかなー」


パラパラっと適当にページをめくり始めるアシュル


「ん?なんだこの武器??」


1つの武器に目が止まるアシュル


偶然か必然か、たまたまアシュリーが買ったこの本にはその武器のことが書いてあったのだ。この世界の技術では作れないとされ、徐々に記載されなくなった武器が。

そしてその武器には恩恵の類が発見されていないことも。


 その武器は    "銃"


「これは銃っていうのか、まだ見てみただけだけど作ってみるか、この銃はリボルバーとも呼ばれるのか、でもなんか銃の方がかっこいいから銃でいいや」


早速アシュルは銃を作り出した。


そこに現れたのは、銀色をした長い円形が特徴的で、持ち手が黒くなっている。そして持ち手の上の部分には6つの穴が空いている一際大きな円形があった。

いざ作っては見たものの全くと言っていいほど使い方がわからないアシュルは一旦作ることをやめ、一回銃のことについてもう一度調べてみることにした。


そしたら銃のページだけで50ページ以上いることがわかった。


ほんとにアシュルは幸運なことである。

この本を書いた人はよほど銃愛があるのだろうとても細かく部品などが記載してあったのだ。

そしてわかった銃のこととして、


曰く、先程銀色の長い円形のところは "バレル"ということ

曰く、6つの穴が空いてるところは "シリンダー"ということ

曰く、持ち手の部分は "グリップ"ということ

曰く、シリンダーに弾丸と呼ばれるものを入れるとこということ。

曰く、それを"トリガー"というところを押すことにより、弾丸が発射されるということ。


以上のことを知ることができた。

だが、アシュルは止まらない、

まだまだ調べ始めた。細かい部分まで、、、

そしてそれは次の日もまたその次の日も調べ尽くした。

数日がたった頃、アシュルは恩恵を使用して、銃を構成する47の部品にわけ作り出した。

それを一個一個本を見ながら組み立て、そしてついに完成した。

最初のとは色が全然変わっているがアシュルが1から作り上げた銃が。


グリップ以外は漆黒の黒ででき、

グリップは薄い茶色と少しの焦げ茶色が混ざったような色でできている。


そして弾丸もその銃にあった形に作られている。


「やっと、できた、、これが僕だけの武器か、、

それなら、名前をつけよう!!どうしようかな、何にしよう、そうだ!"バイソン"、バイソンだお前の名前はバイソンにしたぞ!」


そうして出来上がったのが 


        銃名"バイソン"


アシュルの相棒として生まれた武器。

そしてこれから幾度となくアシュルを救うことになる武器でもあった。


よほど疲れていたのであろう、そのままバイソンを抱えたまま眠りについてしまうのであった。

5話読んで頂きありがとうございました。


今回出てきたバイソンのモデルは(S.A.A)シングル・アクション・アーミーというリボルバーを参考に考えさせていただきました。


誤字脱字、感想、指摘などコメントお待ちしておりますので、是非よろしくお願いいたします。

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