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そして少年はまた一歩"最強"へ  作者: 槙 悟
4幕  学年別闘技大会予選 1回戦
40/48

39話  第17試合 ノエルvsナタリー

読みにきてくださりありがとうございます。

予選の日


    第17試合 ノエルvsナタリー


ノエル……子爵家の次女 クラス編成試験28位

恩恵 「火属性士」火属性師の1つ下の位に位置する恩恵。


ナタリー……男爵家の三女 クラス編成試験44位

恩恵 「占い師」かなりレアな恩恵とされているため、この恩恵を手に入れるとかなりの確率で学園入学ができると言われている。



お互いが開始位置につく。

審判から開始の合図がかけられた。


        「始め」


ノエルは当たり前のように火の槍を作り始め、

ナタリーは鉄の短剣(女の子でも重くないように設計されている)を腰から抜きノエルに向かって駆けていく。


火の槍が完成したのちナタリーに放っていく。

「火属性士」ではあるものの、攻撃の威力などは

「火属性師」とさほど変わらないため当たったら1発で終わりだ。

ナタリーはノエルから放たれた攻撃に対してあらかじめ来るとわかっていたかのように斜めに飛ぶことで避ける。


これは「占い師」の技「先読み」読む対象によって恩恵量の消費が変わるのだが、自分が望む未来が少し見えるというもの。


ナタリーはノエルが火の槍を放つ瞬間に先読みを使っていたのだ。


段々と近づく距離、ノエルの攻撃も増えていくのだが、先読みにより当たらない。

そしてついにナタリーの間合いに入りノエルのことを横から剣で振るう。


「とりゃ〜」


ナタリーから可愛らしい気合の声が漏れる。

振るわれた剣は綺麗にノエルの横っ腹にあたり切られたと思ったのだが……


「え?」「え?」


攻撃されたノエルも攻撃したナタリーもお互いびっくり。

まさかのナタリーの剣はノエルの横っ腹にあたってはいたがそこで止まっていた。

ナタリーの力が弱すぎて、全くダメージが入らなかったのである。


「あは……あはは……」


ナタリーは大量の汗を流しながら苦笑い


「あなたなぜこれで試合に出たのよ。全く」


なんとも締まらない試合となってしまった。


結局ノエル自体も攻撃する気がなくなってしまい

ナタリーが自ら「棄権します〜」と伝えたため、


ノエルの勝利ということになった。



   第17試合 ノエルvsナタリー

      勝者 ノエル


39話読んで頂きありがとうございます。


ナタリーかわいい、、、恩恵自体は強いと言えるんですけどね。

ということでもう気づいたら17試合も言っています。あと少しですね。2回戦からはアシュルの試合を深く、他の人は浅く書こうと思っていますのでよろしくお願いします。


誤字脱字、感想、ご指摘などのコメントお待ちしております。

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