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そして少年はまた一歩"最強"へ  作者: 槙 悟
4幕  学年別闘技大会予選 1回戦
36/48

35話  第14試合 アルバートvsローガン

読みにきていただきありがとうございます。

午後になり再び予選が始まる。


 第14試合  アルバートvsローガン


アルバート……伯爵家の次男 クラス編成試験16位

恩恵 「革命家」 自分よりも人間としての位が高い人と一緒にいる時、自動で効果を発動してしまう特殊な恩恵。(人間力は年齢や恩恵、恩恵量などの総合した力)しかし、相手に尊敬などの敬う気持ちがある時、敵対意識がないと強く思った時、相手に勝つか負けたりした時は自力で止めることができる。


効果は、恩恵使用中恩恵量を常時消費することで相手の身体能力を自分に上乗せすることができる。

一定時間が過ぎると特殊能力を使うことができる。


特殊能力は、相手の持つ恩恵の効果、技を1つ恩恵が切れるまで使用することができる。だが、特殊能力は恩恵の効果を1時間使わないと使えない。


このように、とても強力な恩恵と認識されているので、キリ王国で「革命家」を経たものは必ず王国騎士団か騎士団に入ることができるあたりの恩恵だった。



ローガン……男爵家の長男 クラス編成試験39位

恩恵 「獣人化」 この恩恵は獣の力を使うことができる恩恵。ただし、獣の力を使うには一度でも見ること獣の特徴を知らないと使うことができない。


この恩恵は自体はとても強力な恩恵だったのだが、

ローガンは学園に入るまで獣人化の条件を知らなかった。それが理由でクラス編成試験では、家で飼っている子犬の力しか借りることが出来ず、この順位となった。


お互い開始位置に着く。

審判から開始の合図がかけられた。


          "開始"


お互い開始と同時にそれぞれの恩恵を使用する。

先に使用するのはローガン。どんどんローガンの体が、大きくなり毛むくじゃらになっていく。


         "ウルフ"


ローガンから発せられた声はとても低いものとなっていた。

一瞬遅れて恩恵を使ったアルバートもローガンが獣人化していくごとに身体能力が上がっていくのがわかる。アルバート自身、体の変化は見れないが強者のオーラが漂い始める。


変化が終わったのか武器を使わず、素手で殴りかかる2人。拳がぶつかり合うと衝撃で風が起きる。風は2階のアシュルのところまでくるほどだった。


アルバートの方が身体能力的には上なのだが、今のところは互角。逆に言えばどちらかが攻撃を喰らったら

ほぼ試合が決まる。


1つもミスをできない状況に緊張感がだんだん広がっていく。唾を飲み込む音さえも大きく聞こえてしまうほど、2人の殴り合う音しか聞こえない。


どのくらい続いたのだろうか、時間すら忘れ殴り合う2人。しかし、突如その均衡は崩れた。


ローガンの右ストレートがアルバートの顔を捉える。

弾丸のような勢いで飛んでいくアルバートは地面に数回バウンドして止まった。

アルバートは恩恵量を使い切り恩恵の効果が切れたため力を失い負けたのであった。


「勝者 ローガン」


審判はそう告げるのであった。



  第14試合 アルバートvsローガン

  

      勝者 ローガン







35話読んでいただきありがとうございます。


遅くなり申し訳ありません。

もう31日ですね、、予定通り2日まではお休みとさせていただきます。申し訳ありません。


今年は少ない活動でしたが、大変多くのかたに見てもらえて幸せでした。

ほんとにありがとうございます。

そして来年からはもっと良い作品を目指して頑張っていきたいと思いますので、どうかよろしくお願いいたします。


誤字脱字、感想、ご指摘などのコメントお待ちしております。


レビューや小説フォロー、応援などもしてもらえたら嬉しいです!よろしくお願いします。


では!良いお年を

そして、2022年もよろしくお願いいたします!

また明日活動報告にて、挨拶させていただきます。




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