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そして少年はまた一歩"最強"へ  作者: 槙 悟
4幕  学年別闘技大会予選 1回戦
28/48

27話  第7試合 エレーナvsジーナ

読みに来てくださりありがとうございます。

試合が終わった3日後、エミル、アイリーンはお互い学園に復帰した。最初は2人の仲を心配していたクラスメイトだが、試合の前よりも仲が良くなっているので一安心するのであった。アイリーンの相棒、そうちゃんもしっかり病院に連れて行った(治してもらった)そうだ。





金曜日、予選の日が来た。


     第7試合 エレーナvsジーナ


ジーナ 子爵家の四女 クラス編成試験31位

恩恵 弓士 弓において才能を発揮する。


お互いが開始位置につき審判からの合図がかけられる。


         "始め"


何事もなく始まった第7試合。

ジーナは開始と共に、自ら持参した煙幕を投げる。

相手からの視界を遮り、行動開始した。


[弓を扱うものにとって相手から自分の場所が把握されること、すなわち死を意味することだ]


この言葉はジーナの家系より引き継がれている家訓。

代々弓の恩恵に恵まれたジーナ家は子爵家ながら、王都などにも出入りするほど、戦闘に置いての地位が高い。


ジーナは家訓を守り1対1、平坦な戦場だとしても、相手からの視界を遮り、なるべく優位な状態へ持っていこうとしていた。さらに、この煙幕には特別な効果があり、煙の中から外を見る時は全く見えないのだが、外から中の時だけは目を凝らせば見えるような仕組みになっている。これにより更なる優位な状態に持っていくことができていた。


ここまででもジーナの戦闘技術に置いては、ずば抜けているのがわかる。実際、ジーナの恩恵ではSクラスに入るのはかなりの困難。戦闘技術がなければ今頃はSクラスにはいないだろう。


ジーナは音も出さずにひたすら動き回り、弓を打つ。

さすがは弓の恩恵。目を凝らさなければわからない標的にも一寸の狂いもなく弓を放っていく。それも1発1発が当たったらただでは済まないほどの威力だ。


それでも、ジーナは苦虫を噛み潰したような顔を浮かべていた。


なぜなら、全て当たっていないから、いや弾かれているからである。


そう、エレーナはこの不利な状況を作られてもなお、開始位置から動くともすぜ、結界を持って全てを弾いていた。さらには、結界内には煙すらもなくエレーナの方からもジーナの位置が目を凝らせばわかる状況になっていた。


         "結界壁"


エレーナは一言呟き、恩恵を発動。


すると、どっから現れたのかジーナの前に結界が現れる。それを避けようと右に行くも結界が現れた、

(まずい、、)ジーナは心の中で焦りを見せながら後ろに逃げようとするが、またもや結界に阻まれる。ついには、左、上と結界を張られ、ジーナは結界に閉じ込められてしまった。


もうこうなったらジーナにするできることはないだろう。


「降参する」


審判に宣言するのだった。


      第7試合 エレーナvsジーナ


        勝者 エレーナ

27話読んで頂きありがとうございます。


ジーナ、、頑張ってたのに、エレーナとの相性が悪かったですね。

話し自体は今回短くしました。理由としましては、早くアシュルの2回戦が見たいから!!

だけど1回戦だけはクラスメイトみんなを出してあげたい。そう言った願いからですので、一緒にお付き合いしてもらえたらなと思っております。


応援、レビュー、小説フォローはしていただいた方本当にありがとうございます。

私自身がこの小説を通して一歩一歩成長してる感じがしますね!(なんか、上手いこと言った!!)

是非、コメント等も残して行ってもらえたら嬉しいです!


誤字脱字、感想、ご指摘などコメント待っています。是非お願いします。内容はなんでもウェルカムです。日頃のストレスを残していってもらってもいいですからね、、なんでもいいから読者と仲良くなりたい、、


レビュー、小説フォロー、などもしてもらえたら嬉しいです。よかったらよろしくお願いします。

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