そして、僕は心臓を差し出した
少年は友達が欲しかった。しかし、どうしたことか、誰もが少年から離れてしまう。近づくのは顔の良さや境遇を利用とする愚図のみ。人間に絶望した少年は、悪魔に友達としての役割を求めた。喚び出した悪魔に少年は手を差し伸べた。しかし、悪魔は少年の格が高く、その願いを叶えることはできないという。しかし、別の世界ならば、少年と対等に友達になれるような悪魔もいるかもしれないと言った。その言葉に食いついた少年は悪魔を従え、異世界へと友達探しの旅に出た。
「友達を探そう。僕を心から受け入れてくれる対等な友達を。」
「友達を探そう。僕を心から受け入れてくれる対等な友達を。」
序章 少年が旅立つ日
序章_1 そして、少年は悪魔と契約を交わした
2021/01/11 00:00
序章_2 そして、少年は更に悪魔を従えた
2021/01/12 00:00
序章_3 そして、少年は街に着いた
2021/01/13 00:00
序章_4 そして、少年は眠りについた
2021/01/14 00:00
序章_5 そして、少年は世界の常識を少し知る
2021/01/15 00:00