堕落天使と優秀悪魔の人間世界で混沌生活
ここは天空世界ヴァルハラ。性別が男とも女とも分からない天界の長である神様。神様の椅子と書かれた椅子に座り問題児のラファエルを待っていた。黄金の扉から美しい金髪、どんなものも包み込む豊満な胸、完璧な黄金比でできた凛とした顔。大天使を表す16枚の天使の羽を開きながら現れた。
「呼んだ?神様。」
「呼びましたよ、五時間前に。いったい何をしていたらこんなに遅くなるのですか。あと、私神様ですから敬語を使いなさい」
「天使たちと遊んでたら夢中になっちゃって忘れてました。許して(甘え声)」
「可愛くありませんから!あなたは癒しの天使長で仕事の報告をするように言ったに全然報告に来ないじゃないですか。天使長としての自覚を持ってください!」
「ええ~。そんなこと言われても生まれたときに決まってたからそう言われてるけど天界平和だから癒さなくても全然大丈夫で暇なんですけど。他の天使たちも暇で遊び始めてましたし」
「確かに今の天界に癒しをする必要がないとも言えますね。ですが、あなたにはもう一つ仕事があるはずですがそれは済ませているのですか?」
「もう一つの仕事?」
ラファエルが何のことかわからないとした顔をした瞬間神様は右手から灼熱の炎、左手から絶対零度の氷を出した。
「ラファエルよ。仕事を思い出すかか痛い目にあうかどっちがいいですか?(ニコニコ)」
「か、神様笑顔が悪魔みたいな顔になってますよ(ダラダラ)」
「ど・っ・ち・で・す・か?(ニコニコニコニコ)」
「全力で思い出しましたあああああ!!!」
「最初っから仕事をしていればこんなことをしなくてもすんだのですよ」
お仕置きを食らわずに外に出れたけど全然わからないや...。天界以外に癒しを求めている所といえば悪魔界か天界の老人どもか。毎回神様の知らない所で覇権争い広げてるみたいだし