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変な星シリーズ

変な星で1日逃走生活!?

作者: 神離人

誰かヘルプミー!と叫びたい。


俺は水岬みなさき 訴羅そらって言う名前だ。


普通じゃない特星って言う星に住んでる普通の一般高校2年生なんだけど・・・・・


「やっと追いついた!」


「いい加減に観念して我々に捕まれ!」


「断るなら力ずくで行くぞ!」


追われてます!


俺が‥正確には俺の知り合いの神離しんり 瞬時しゅんじが勇者社って所の高級品を壊しちゃって俺まで追いかけられてるんだ。瞬時とは逃げてる途中にはぐれてしまった。


あと俺は悪くないよな!?瞬時の馬鹿が悪いんだよな!?


ってか置いてある高級品を頭に乗せて滑ってたんだぞアイツは!ブレーキに失敗して階段から落ちて高級品が壊れたんだ。


「「「聞いてるのかお前!!」」」


「あっ聞こえてたから大丈夫。」


聞いていたじゃなく聞こえていたんだ。だからなんて言ったのかは知らん。


・・・・・とりあえず危機から脱出させてもらうわ。


「じゃあ・・・ハイ弁償代。」


「えっ?あぁ・・・って!」


[ドゴォォォン!]


「手榴弾なんか貰うなぁ!」


「何で早く捨てないんだよ!」


「弁償代だと言ったから貰おうと思ったんだよ!」


「「思うなぁ!!」」





見事にぶっ飛んだな。途中なんか言ってたけど聞こえなかったし・・・まぁ良いか。


えっ手榴弾なんか投げるな?この星なら大丈夫だ。よ〜しどうせだからこの星について説明しよう!知ってる人はスルーしてもOKですよー。


〜説明開始!〜


この星は特星と言って地球の近くに有る星なんだ。


現代エリアと特星エリアに分かれていて現代エリアは今の地球みたいなところで特星エリアは特星に元々有る自然が多くモンスターが出るファンタジー的なところだ。


この星では異常な攻撃じゃない限り怪我はしない(ダメージは有る)。それに年をとらない。

そーゆー効果を持った不老不死ベールってのに包まれてるんだ。


だからこの星内でのバトルは自由になってるし武器の所有も認められている。


あと金の単位がセルで1セル1円だ。


あとは特殊能力ってのもあって特殊能力の種類は人それぞれだ。



まぁ他にも有るが省略するぞ。


〜説明完了!〜


「さてと‥まずは瞬時の馬鹿を探すぞぉ!」


「誰が馬鹿だ!!」


「あっ、居たのか瞬時。ってかいつ来た?」


「さっき此処から勇者社の社員が飛んできて見事に俺にぶつかったんだぞ!」


「それは嬉しい限りだぜ。」


「何故!?せっかく良い事を聞いてきたのに!」


コイツの事だからろくな事じゃないだろ。


「聞きたいか?聞きたいか?」


聞いてくれって顔するな!無駄に殴りたくなる!


「お前がどぉぉしてもって言うのなら特別に教えてやr‥」


「よし死ね!」


[ボコォ!バキィ!ドゴォォォン!!]


「しゅ・・すみましぇん。」


「まったく誰が原因で俺まで逃げる事になったと思って‥」


「訴羅が階段でヘッドスライディングをしたからだろ!」


「俺はヘッドスライディングなんかしてねぇし!それ以前にお前が原因だろぉ!」


[ドゴドゴドゴォン!ドォォン!]


「ぎゃぁぁぁ!だが甘い!復活だぁぁぁ!」


流石はヤラレ役・・・復活早いな。


[♪〜♪♪〜♪〜♪]


おっ電話だ。


「出るな!訴羅!きっと勇者社が逆探知機を仕掛けている!」


「ケータイを逆探知は無理だったと思うが。」


「きっと盗聴器を仕掛けられるぞ!」


「電話でどうやって俺に仕掛けるんだよ!?」


「俺には1回もケータイに電話が掛かってきた事が無いんだぞ!きっと罠に決まっている!」


「もしも〜し。えっ勇者社の社長!?」


「俺の会話は無視かぁ!?ってか社長から電話か?」


[いや〜、普通なら2人とも私の拳でスライム埋めにするだけどねぇ〜。

面白そうだから今から今日1日の間私の会社の関係社に捕まらずに逃げ切ったら賞金はあげないけど『キラキラ☆』をあげるよ〜♪]


「全力でキラキラ☆はお断りする!代わりに今回の事は見逃してくれ!」


[OK〜。別の高校とはいえ同学年だもんね〜。]


「えっ!同学年なのか!?ってか高2で社長やってるのか!?」


[そのとぉ〜り〜。ちなみに私は異常者・神離・変人・馬鹿のイカレた大勇者をやってる‥]


「いや言わなくて良いから!ってか有名すぎて俺は知ってるから!」


[おぉ流石だね〜。じゃあ私は見たいテレビが有るからそれじゃ〜ね〜。]


「待てぇい!テレビよりこっちに集中しろ‥」


[ツーツーツー]


「何て言ってた?」


「瞬時・・・絶対逃げ切るぞ。」


「えっ?あ、あぁ。」


って訳で逃走生活を開始させられた。




〜雑談中〜


「とりあえず朝飯を食ってないし・・・買いに行くぞ。」


「えぇ、訴羅だけで行ってきてくれ。」(超早口)


「お前が原因なのは分かってるよな?じゃあ俺の分だけカップ麺を買ってくるぞ」(超早口)


「ハイ行きます!早いところ飯も食べたいし早く食べたいからな!」(超早口)


「ところで何で早口で喋ってるんだ!?」(超早口)


「そんな事を俺が知るか!何となくで喋っちゃあ悪いか!?でも疲れてきたからそろそろ終了するか。」(超早口)


超早口の部分の会話だけなら全部で8秒位。噛まずに言うのは大変だぞこれ。


「俺が自転車を持ってるからそれで行こう!」


ふぅーん。瞬時もたまには良い物持ってるんだな。馬鹿のくせに。




〜1分後〜



「「ぎゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」」


ヤバイヤバイヤバイ!ぶつかる!こける!崩れる!


馬鹿アホ瞬時めこれはどう見ても一輪車だぁぁぁぁ!!


しかも1台の一輪車に瞬時が乗って瞬時に俺が肩車で乗ってるんだぞ!


「このアホが俺を殺す気かぁ!」


「自転車と一輪車を間違えたのは悪かった!でも足で首を絞めるなぁ!」


「揺らすな!ちゃんと運転しろ!マジで怖いぞコラ!」


「って横から車が!」


道路に出るなぁ!


「とにかく曲がれ!」


「うおぉぉぉぉ!」


ってアホ!こっちに曲がったら駄目だっ‥


「瞬時!車が前から来る!って危ねぇ!」


「ってことは逆走!?俺達珍しいー。」


「前見て運転しろ!」


もう嫌だぁ!



〜15分後〜



「何買う?俺的にはエラーイベントォが良いんだが」


「エラーのイベント?それとも偉い弁当?どっちにしろ瞬時と違うもので。」


「酷いくないか!?」


「別に。ってか割れた店のガラスはどうするんだ?」


「社長に払って貰えば?俺は電話番号知らないから頼めないけどー♪」


「お前なんか消えて無くなれ。そして俺の前に姿を現すな。瞬時は瞬時らしく埃と一緒に何処かの家の隅に居ろ。そして‥」


「失言をしてスミマセンでした!お詫びに何でもしますので許してください!」


「じゃあ見つかった時は囮になれ。」


「分かった!」


此処なら勇者社からかなり離れてるから見つからないと思うが‥心配だ。


さて、そろそろ会計を済ませて帰るか。



〜それで公園〜



とりあえず公園まで一輪車で到着。家(寮)に行ってみたら見事に勇者社の奴等が部屋に居るのが窓から見えたから逃げてきた。


うん。『逃げてきた』で合ってるぞ。


俺が窓から中を見ている間に瞬時が一輪車の練習をして暴走。プラスチック帝国の完成とか叫びながら一輪車で寮の階段を上り俺の部屋に突っ込んだ。ってか一輪車で階段上ってる時点で絶対ワザとだろ!


それで俺達は今日の中で最大の難関に立ち向かっている。


「カップ麺に入れるお湯が無ぁぁぁい!どーしよ訴羅・・・」


「何とか考えるんだ!」


公園には水は有るのだがお湯は無い。だから朝飯‥いや昼飯が食えない。ついでにこの事で3時間ほど悩んでるのでもう12時だ。


「この際だから虫でも良いから食いたい!」


「・・・ちょっと待ってろ。」


「えっ?」


その願い・・・叶えてやろうじゃないか瞬時。






「えっ・・・ちょっ・・マジで食うの!?やっぱ止め‥ぎゃおごぉ!」


うわっ気色悪っ!でもまぁこれで俺は多少物の食う気が無くなったから成功!


瞬時は口に虫を入れたまま倒れてる。うわっ口の中で虫が動いてるし。


「よし!こうなったら最終手段だ!あの家に決定!」


行くぞ!おりゃぁぁぁぁ!!


[ピンポーン]


「・・・・・居ないのか?」


「ピンポンピンポンピンポンピンポーン‥ピピピピピピンポーン」


「・・・チッ、次の家に行」[ガチャ、ドガッ!]「ぐぁっ!」


き、急にドアが・・・普通は、は〜いとか言って出るだろ!無言って酷すぎる!


「あっ、大丈夫?」


「大丈夫じゃない・・・お湯を少し分けてください。」


「お湯?ちょっと待ってて。」



〜3分後〜


場所は再び公園だ。だが今回はお湯入りカップ麺が有る!いまだに倒れてる瞬時を馬鹿にしながらの食事は良いねぇ〜。


虫は逃げたか腹まで行ったかのどっちかが原因で瞬時の口から居なくなってる。居たらそれはそれでカップ麺の食う気がなくなるから困る。


「じゃあ・・いっただきまぁ〜‥あぁ!」


虫が瞬時の口から!・・・・食う気が無くなるぅ!


「と・・とりあえず食うか・・」


虫が俺の食事を邪魔できると思うなぁ!こういう時はほかの事に集中するんだ!


じゃあ俺が前に瞬時にこっそりつけた爆弾の爆発PASSを・・・


AAエーエーCLLLシーエルエルエルABBBエービービービーKKSLGケーケーエスエルジー!スーパーなBAKAビーエーケーエーSYUNエスワイユーエヌジェイアイ!」


このパスワードを正しく言う事で瞬時は爆発!


[ドォコォォォォン!]


「うわぁぁぁぁ!?何事だぁ!?」


「さらに追加パスワード!ピカピカ・キラン・キラリィン・ほぉぉのイカレたキラキラ☆!」


[キラ〜ン‥スタッ!!]


「ぐふぉあぁ!」


効果音がおかしいだろ!?勇者社で前に買った品だが変なものだな・・・・・


よしカップ麺食い終わり。


「そろそろ行くぞ。」


「ダ、ダメージが治るまで待ってくれ・・・」


それならしょうがないな。


「じゃあこの中で無理せず休め。」


「ありがとうって・・・訴羅、それはなんだ?」


「チッ・・・・・棺桶だが何か問題でもあるか?」


「有るに決まってるだろぉ!この非道訴羅ぁ!」



〜やっと夜・残り30分になりました〜


「「「「覚悟しろぉ!」」」」


「名前も決められてない奴にやられるわけ無いだろ!無限ボム1分間!」


[ズゴゴゴゴゴゴォォォン!]


「お上手お上手。」


「瞬時も戦えぇぇぇ!」


「嫌だ!」


ふざけんなぁ!


「いい加減に捕まれぇぇぇ!」(×100)


また来た!しつこい・・・そうだ。よっ!


「ぬぅわぁ!訴羅何で足掛けるんだ!?ムベッ!」


よし瞬時がこけた。これで後ろの奴等は‥


「なにっ!?ドュハッ!」(×95位)


見事に成功〜。馬鹿しかない証拠だ!


「いてて・・・恨むぞ訴羅ぁー!」


「うるさいわボケ。喋るくらいなら消えろ。それよりあと何分だ?」


「酷過ぎないか!?・・・あと5分だ。」


「よし分かった!ってか到着!」


どうせ最後に成功するなら社長に会ってかないと!暇だし。


「突撃するぞぉ!」


「おぉ!」



〜しゃちょーしつ〜


「社長室の表札に私流のアレンジを入れたら見事に入りやすくなったね〜。流石は私〜♪」


[ドゴォォォン!]


「「変な星逃走組、此処に降臨!」」


「いらっしゃい二人とも〜」


「「あっ、ども。」」


って、あの登場に対して普通の反応かよ!?流石は社長だ。


「あ〜、12時になったから終了だよ〜」


「よっしゃぁ!終了だってよ訴羅!」


「俺は巻き添えでやってただけだ、でも良かったな!」


「それじゃあ高級品の事は免除ね〜。でもそこのドアの修理代の15万セルは払ってね〜」


「「ハイ?」」


ドアって・・・俺達が破壊したこのドアか!?


「悪いけど15万も無理だ。」


「瞬時に同じく。」


「じゃあ罰ゲームでもする〜?」


「「それは勘弁してくれ!」」


「それなら今から3日間逃げ切ったら免除にしてあげるよ〜」


「逃げるぞ瞬時!」


「おぉー!」


「私は部下に任せるから頑張ってね〜」


今日からまた3日間逃げるのか・・・だが逃げ切ってやるぜ!

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