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3 イベント開始

 盾役(タンク)を務めるヴァイスが敵のターゲットを取り、その隙に火力役(アタッカー)の3人が次々とスキルを打ち込んでいく。

 そして回復役(ヒーラー)の俺が、傷ついた仲間のHPを回復するというのが基本戦法だ。 


「うんうん。いい感じだね!」


 急造パーティではあったが、全員がSSRアバター持ちでかつ装備も充実しており実力不足は感じられない。結果、苦戦の欠片も無く次々と敵を打ち倒し、そのレベルを瞬く間に上げていた。


『ソルのレベルが35に上がりました。アクティブスキル〈ホワイトプロミネンス〉を習得しました』


「おっ、また新スキルか」


 ◆◆◆


 アバター名:〈ソル〉 Lv:35/40

 クラス:クレリック 

 属性:光 

 レアリティ:SSR 

 解放装備名:〈スヴェル〉


 アクションスキル

 〈アールヴァク〉

 パーティ全員の攻撃力UP(大) CT300秒、持続30秒

 〈アルスヴィズ〉

 パーティ全員の速度UP(中) CT60秒、持続60秒

 〈ソーラーファーネス〉

 パーティ全員のHP回復(大)状態異常全解除、CT60秒

 〈ホワイトプロミネンス〉

 白き陽炎で前方の敵を焼き払う。範囲(大)、敵攻撃DOWN(中)、CT30秒、倍率1200%、持続60秒  (NEW!)


 アシストスキル

 〈天の花嫁〉

 自身のダメージカット10%

 〈妖精の栄光〉

 パーティ全員のダメージカット5%


 ラグナブレイク

 〈アールヴレズル〉

 上空からの太陽の落下による範囲攻撃 範囲(大)、倍率25000%


 ◆◆◆


「おおっ、遂に攻撃スキル習得か。しかも範囲攻撃スキルだ!」


 アタッカー共の火力がトンデモないせいもあって、クレリックの攻撃スキルだけでは、ほとんど火力貢献は出来ておらず、その事に対し若干の不満を感じていた。

 なので待望の攻撃スキルを習得出来たのは、実に嬉しい出来事だった。


「くそぉ。イツキまで範囲攻撃を手に入れやがったのか……。もしかして、これは俺様かなりピンチか?」


 ルクスのアバターである"トリスタン"は、少々尖った性能をしており、多数の敵を相手取る戦闘には余り向いていないのだ。


 ◆◆◆


 アバター名:〈トリスタン〉 Lv:36/40

 タイプ:アーチャー 

 属性:風 

 レアリティ:SSR 

 解放装備名:〈アッキヌフォート〉


 アクションスキル

 〈クレセントアロー〉 

 風の矢による3連撃。CT8秒、倍率1800%

 〈2人のイゾルデ〉

 自身の攻撃UP(大)、防御DOWN(大)、CT60秒、持続180秒

 〈喜びの城〉

 自身の状態異常を一つ解除、防御UP(中)、HPリジェネ(小)、CT60秒、持続60秒

 〈パーフェクトスナイプ〉

 必中の風の矢による一撃。敵防御DOWN(大)、クリティカル率(大)、CT20秒、倍率2500%、持続20秒


 アシストスキル

 〈無駄なしの弓〉

 矢に高い誘導性能を付与

 〈円卓の騎士〉

 自身の攻撃UP(中)速度UP(大)


 ラグナブレイク

 〈フェイルノート〉

 必中の矢による目にもとまらぬ連撃。倍率45000%


 ◆◆◆


 所持スキルを見ればわかる通り、範囲攻撃の類が一切存在せず、単体相手に火力を出す事に特化した性能をしている。

 それ故、現在の狩りにおけるルクスのパーティ貢献度は、残念ながら決して高くないのが現状であった。

 そんな状況下で、最も火力に乏しかった俺が範囲攻撃スキルを手に入れた事に対し、危機感を覚えるのは当然の話という訳だ。


「まあ良いではないかルクス君。強力なボスが実装されたら、君の独壇場になる事はまず間違いないのだ。何、気にせずドーンと構えているがいい」


「そ、そうだよな! ははんっ、ボスの相手は俺様に任せなっ!」


 ネージュのフォローであっさりと復活したルクスは、再び意気揚々と敵へと矢を放っていく。

 実に単純な奴だが、嫌いじゃない。


「そろそろ私のレベルがカンストしちゃうんだよねぇ」


 SSRアバターの初期限界レベルは40だ。

 そして、今最もレベルが高いのはリーダーのレギナで、そのレベルは38。

 限界レベルを上げるには、素材を集めて限界突破をする必要があるのだが……。


「限界突破素材の入手方法については、まだどこにも情報が流れてないみたいだね……」


 動きを止めているレギナは、どうやら情報を色々と集めているらしい。

 だが生憎と目立った成果は無さそうだ。


「初日でいきなりカンストって、ゲームとしてどうなんだ?」


 かなり効率良い狩りをしたのは事実だが、まだゲーム開始から数時間しか経っていない。


「流石にテストプレイをきちんとしてれば、こうなる事くらい運営だって分かってると思うんだけどね……」


 そんなレギナの言葉に、俺は一抹の不安を覚える。


 技術力の高さには定評があるミュトス社であるが、その一方でゲームバランスの調整やイベント企画などにおいてはかなり杜撰だという噂もある。

 事実、ラグナエンド・オンラインは、その発売を当初の予定より3ヶ月も延期しているので、一概にただの噂だと切って捨てる事も出来ない。


「……まあ、これだけのビッグタイトルだし、流石に大丈夫なんじゃないか?」


「むっ、そんな話をしているうちに、早速イベントの開始がアナウンスされたようだぞ」


 ネージュの言葉通り、視界の下の方にそのような表示が為されている。

 詳細を確認すべく俺達は一旦狩りを中断し、各々公式ホームページへとアクセスする。


「何々……、イベント『絶望を振りまく世界樹』の開催?」


「ふむ、どうやらダンジョン攻略イベントのようだな」


 ラグナエンド・オンラインの公式ホームページに書かれたイベントの内容を纏めると大体こんな感じだ。


 なんでも今いる世界"ミッドガルド"の北部に"ユグドラビリンス"なるダンジョンが新たに実装されたそうだ。


 ユグドラビリンスは、複数の階層で構成された立体型のダンジョンのようだ。

 各階を攻略し上へと登り最上階までたどり着くと、そこにはボスとして幻獣ユグドラシルが待ち受けている。

 そして見事ボスの撃破に成功すれば、クリア報酬としてSSR幻獣ユグドラシルが獲得出来るのだ。


「へぇ、SSR幻獣か。ガチャから1つも出なかったから、ここは是非とも手に入れたいとこだぜっ!」


 俺の記憶が確かなら、ルクスもかなり課金していたと思うのだが。そんな彼でも1つも持っていない辺り、ガチャでSSR幻獣を手に入れる事の大変さは十分に察せられる。

 ここまで渋いガチャだと「皆課金する気を無くしてしまうのでは?」なんて思ったりもする。


「うーん。私も2つしか持ってないから、ちょっと欲しいかなぁ」


 ただアバター同様に、幻獣も個々にユニークな性能を有している為、色々な種類を取り揃えても損は無い。

 故に欲しいというレギナの気持ちは理解できる。


「ふむ、一応SSR幻獣はコンプリートしているが、新たに追加されるならば、それも手に入れる必要があるだろうな」


 もっとも、気軽にSSR幻獣をコンプリートしたなどと発言するネージュには、流石に共感は出来なかったが。


 果たしてネージュは、一体どれだけ課金したのだろうか。

 気になるが答えを聞くのが恐ろしくて、未だに尋ねる事が出来ずにいる。


「んーじゃあ、そのまま目的をイベントダンジョン攻略に変更って事でいいかな?」


 パーティリーダーであるレギナの提案に、誰からも異論は出なかった。

 まあ当然だろう。やはりオンラインゲームというのは最前線で戦うのが一番楽しいからな。

 そんな訳で、俺達はまずは"ユグドラビリンス"を目指す事となった。

 情報によれば、ここから北へ大よそ真っ直ぐ進めば辿り着ける筈だ。


 ◆


「な、なんだ!?」


 これはユグドラビリンスへと向かう道中の出来事だ。

 突如として周囲の視界がゆらゆらと揺れ始める。

 突発的な異変を前に、皆動きを止めたままロクな対応を取る事が出来ずにいる。


「くそっ、何がどうなって……」


 そう毒づくも揺れは酷くなる一方だ。

 そうこうしている内に、視界に移る景色がブレ始め、徐々に変化していく。


「むぅっ……」「きゃあっ!?」


 誰のものか分からない悲鳴と共に、俺の視界に映る景色は、完全に別物へと変化した。


「ここは……?」


 見渡せば、周囲には人、人、人、人だらけであった。

 あまりの人混みに周囲の景色が埋もれてしまっておりイマイチ判然としないのだが、中心の方に見える大きな噴水から察するに、ここは古都ブルンネンシュティグの中央広場だと思われる。だが、先程まで居た場所とはかなり距離が離れている。一体何が起きたんだろうか?


「何がどうなって……?」


「もしかして、これもイベントなのか?」


 周囲を確認すれば、どうやら他のプレイヤー達も俺と同様に、訳も分からずこの場所へと連れて来られたらしく、その表情には不安が渦巻いているのが見て取れる。


『さて、プレイヤー諸君。お集まり頂けたかな?』


 そんな事を考えていると、突然上空から渋い響きを伴った男性の声が響いて来た。

 声の発信源の方へと視線を向けると、そこには黒いローブを纏った怪しげな人影が宙に浮かんでいた。


『私は、このラグナエンド・オンラインのゲームマスター。今回、君たちをこの場所に集めたのは、とある事実を告げる為だ』


 如何にも深刻そうな声を前に、周囲は一気に静まり返る。


『その前に一つ、君たちに試してもらいたいことがある。メニューからログアウトを選択してみて欲しい』


 場の雰囲気に流されて、思わずその声に従いログアウトボタンをプッシュする。

 しかし、何も起きない。


「っ!? は? あれ? ログアウト出来ないぞ!?」


 ふと周囲に意識をやれば、どうやら他のプレイヤー達もログアウトに失敗したらしく、困惑しきった表情を浮かべ騒ぎ始めていた。


『さて、もうご理解頂けただろうか。そう。今君たちは、このゲームから自力でログアウト出来ない状況に置かれているのだ』


 その言葉を聞いた瞬間、俺の脳裏を過ぎったのは、昔読んだ古い小説の内容だ。

 あれは確か、最新のVRゲームにログインした後、プレイヤー全員が開発者の手によってゲームの中に閉じ込められ、ゲーム内で死ねばそのまま現実の肉体も死ぬという恐ろしいデスゲームに無理矢理参加させられるというような内容だったと思う。

 VRゲームモノの古典として扱われている小説でもあり、VRゲームに興味があるならば、まずそのタイトルと概要くらいは知っている程の有名な作品でもある。


「おい! どういう事だこれは!」


「ふざけるなよ! 早くここから出せ!」


 恐らく俺と似たようなイメージを抱いたのだろう。数名がそう声を上げる。

 それに釣られてか、ゲームマスターを名乗る黒ローブに対する罵声が一気にヒートアップし、その場の混沌は更に増していく。


『諸君! まずは落ち着いて欲しい!』


 絶え間なく上がり続ける罵声を掻き消すかの如く、一際大きな声が黒ローブが放たれるが、尚も周囲の喧騒が鳴りやむことは無い。

 だがそれも当然の帰結だ。遊びである筈のゲームに閉じ込められた挙句、無理矢理デスゲームへの参加なんて許容できる訳がない。

 などと、少々飛躍した事を俺が考えていると、突然黒ローブがくねくねとした妙な動きをし始めた。


『ちょっ、おいっ、やめ……っ! ここからがいいと……くぅっ』


 そんな言葉を言い放った直後、何やらもがいていた黒ローブがその動きを止めて沈黙する。

 全く意味不明な状況の変化の連続に、広場に集められたプレイヤー達もただただ困惑するばかりだ。


 それから暫く静寂が続いた後、それを破ったのもまた黒ローブであった。


『えー、お集まり頂いた皆様、大変失礼致しました。現在、こちらの不手際によって、ログアウト操作が出来ない状況に陥っています事、大変深くお詫び致します。こちらでも現在復旧作業を急いでおりますので、どうか皆様には暫くお待ち頂けますよう、伏してお願い申し上げます』


 声や姿こそ同じではあるものの、先程とは打って変わった口調や態度を前に、俺の心中は混乱の極致へと陥る。

 一体何が何やら意味不明過ぎるぞ、これ。


『えー。先程、当社の社員が不適切な発言を行ったせいで、プレイヤーの皆様を困惑させてしまったようで、真に申し訳御座いません』


「そんな事より、さっさとログアウトさせろー!」


「訳分かんねぇぞ! 責任者だせー!!」


 そんな罵倒混じりの叫びが、彼方此方から聞こえてくる。

 だが、それらを一身に受けた当の黒ローブ本人には、動揺の欠片も見当たらない。


『現在、当方でもこの状況に対し目下全力を挙げて対応中ですが、皆様に置かれましたは、もう暫くお時間を頂ければ幸いです。……デバイスの取り外しによる強制ログアウトは可能ですので、お急ぎの用事などがお有りの方などは、大変恐縮ですがご自身にて対応頂ければ幸いです』


 黒ローブの淡々とした喋りを前に、俺の心中もようやく平静を取り戻し、会話の内容へと意識が向いていく。

 どうやら黒ローブの話を聞く限り、あくまで現在不可能なのはメニューからの自力ログアウトだけらしく、外部からのデバイス取り外しによる強制ログアウトや、健康面での不調を自動検出した際に作動する自動ログアウトなどは、問題無く機能するらしい。

 一応、ネットなどの各メディアを通じて、ラグナエンド・オンラインをプレイ中のご家族やご友人がいる人達には、すぐにデバイスを取り外すよう告知も出ているようだ。


「あれ? その場合、俺はどうなるんだ?」


 一人暮らしの上、既に家族はいない。友人も同様だ。

 となると、健康面での不調による自動ログアウト機能が作動するのを期待するしかないが、現在俺はネオユニヴァースの補助装置であるSDIを使用している。この装置はプレイヤーの健康を保ち、長時間の連続ダイブを可能としてくれるが、それ故に自動ログアウト機能が簡単には働かないという弊害も存在していた。


「もしかして、俺ヤバくね? 明後日からの会社どうすんの?」


 イツキは一応ではあるが、会社勤めのサラリーマンである。

 かつては将来を嘱望された時期もあったが、現在のイツキはただの窓際族である。

 正社員であるが故に簡単にリストラされないだけで、無断欠勤などといった正当な理由さえあれば、会社は容赦なくイツキを切り捨てるだろう。


「まっ、その時はその時か」


 幸い両親が残してくれた遺産なども含め資産はかなり有るので、いざ会社を首になったとしてもどうにでもなるのだ。

 一瞬動揺してしまった自分が馬鹿だったと、思わず内心で自嘲する。


『今回の件に関するお詫びについても検討中ですので、どうか今はお怒りを収めて頂ければ幸いです』


 色々と爆弾発言を残した挙句、最後には逃げるようにそう言い放ってから、黒ローブは空からゆっくりと消えていったのだった。


 ◆


「どうやら、大半のプレイヤーは無事にログアウトを終えたようだな」


 ネット上で色々情報を拾い集めたらしいネージュが、そう告げてくる。


「ネットを通じての連絡は可能。よって、ネオユニヴァースの取り外しを外部から行えば、ログアウトは可能」


 ヴァイスの言う通り、各メディアを通じて告知は十分に為されているようだし、ラグナエンド・オンラインから自力ログアウトが出来ないだけで、ネットを通じての外部との連絡は問題なく機能する。なので家族や友人・知人にお願いすれば、ログアウトする事自体は可能なのだ。

 ただ問題は、そのお願いをする親しい人間がいるかどうかだが……。


「まあ、今もどんどん人が減っていってるみたいだし、俺様達もそのうちログアウトさせられるだろうな」


「さて、それはどうだろうな」


 ルクスが若干残念そうにそう呟くが、それをネージュは否定する。


「どういう事だ、ネージュ?」


「先程記入したアンケートの内容を思い出してみたまえ。あの中にはSDIの所持の有無についての記入欄が存在していただろう?」


 ネージュが言っているのは、今回の問題に対応する為、運営側が急遽実施したアンケートについてだ。


「……それがどうしたんだ?」


「SDIは、プレイヤーの健康を維持してくれる装置でもある。私が聞いた話では、理論上では一ヶ月程度なら健康に害は出ないそうだぞ?」


「まさか……」


「そう、恐らくSDIを使用しているプレイヤーの救助は、後回しにされるのだろう」


 そして、俺を含めたこの場にいる4人は全員がSDIを使用してラグナエンド・オンラインをプレイしている。


「そして、我々には運営以外に救助をしてくれる宛てが存在しない」


 そんなネージュの言葉を前に、元々無口なヴァイスは兎も角として、俺もルクスも押し黙ってしまう。

 まあ、それも仕方がない反応だ。

 家族はまだしも、助けに来てくれる友人や知人がいない、すなわちボッチであることを暗に指摘されているのだから。


「はっはっは。なぁに、それは私も同じ事だ。友人など居なくとも、特に気にする必要はなかろう」


 そう言って笑い飛ばすネージュであったが、そんな彼女の表情にどこか影が落ちている気がするのは、俺の勘違いだろうか。


「……ごほん。そんな訳で我々には、それなりの時間の猶予が存在する。そこで提案だ。幸い、始まったばかりのイベントはまだ継続中のようだ。なので折角だから、SSR幻獣ユグドラシルの入手を目指すというのはどうだろうか?」


 突然のネージュの発言に「こんな状況でまだイベントなんて正気か?」と思わないでもない、だが、救助されるまで他にする事が無いのもまた事実なのだ。


「そ、そうだな! よっしゃー! 俺様はやるぜ!」


 ルクスが、暗い雰囲気を無理やり吹き飛ばすかのようにそんな声を上げる。


「お、おう。じゃ、じゃあ、やるか!」


 俺としても、これ以上その辺の話は引き摺りたくは無かったので、その流れに乗っかる事にする。


「賛成する」


 ヴァイスの同意も得られた事で、全員の当面の目的は一致を見る事となった。

 こうして、俺達はSSR幻獣ユグドラシルを入手すべく、イベントダンジョン"ユグドラビリンス"の攻略を目指す事になったのだった。


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