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6話 宿
宿に帰る、その道中。
暗い路地。
面白そう。そう思ってしまう。
…だが、今はこの空腹をどうにかするのが先だ。
たすたすと、歩をすすめる。
※※※※※
宿にて。
帰ってくると、宿の主人に部屋の鍵をもらう。
そして、食堂へ向かう。
食堂。
パンとか?…あとは、肉とか?の?…とにかく、香ばしい匂いが立ち込める。
少し遅い時間ではあるが、5、6人は、まだ食事をしていた。
ちゃんと、カウンター、テーブル席がある、少し狭くはあるが。
カウンター席に座り、料理の注文だ。
「何でもいいから、早めに頼む」
無言で料理を作り始めるおっさん。
五分くらい?経った。
「おら、出来た」
と、言われて出されたのは、スープ、ご飯、肉、終了。
「いただきます」
ああ、ものっそい簡易な感じだったのに、うめぇ。
昼間のとは全然違う。
ものの数分で、完食。
しばらくは、ここにお世話になろう。
※※※※※
お湯をもらって部屋へ帰り、体を拭いた。
ぐうううううううううううぅっ。と、伸びをして。
眠った、明日のために。
ここまでは全部説明回みたいな感じですね。
こ、ここからですよ。ここから!




