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投擲の勇者  作者: 不死身の倫理
プロローグ
2/17

2話 投擲の実力

2話目です!読んでくれてありがとです!

修正しました。

昨日、異世界召喚された。

が、ゴミスキル(投擲)と、一般人でさえ持っている者もいる解析と、代替品(収納袋)のあるアイテムボックスと、もはやデメリットしかない魔術適正0と。

こんなスキルしかない役立たず()は、追い出されること確実というかもう、おいだされました。ついさっき、ね。




と言うわけで、自由になったよ!

···まじでどうするのん?

いや、さっきお別れの前に少し可哀想すぎるだろうってことで、こっちの世界の常識をちょっとだけ教えてもらいましたから、あとは、今手元にある金貨でどうにかするしかないようなんだけど。

ああ、金貨はこっちの世界の通貨で100万ガルらしい。100ガルで林檎···に似た果物(一つ)が買えるらしい。さっき習った。

一応書いておくと通貨は


石貨 1ガル

半銅貨 10ガル

銅貨 100ガル

半銀貨 1000ガル

銀貨 1万ガル

半金貨 10万ガル

金貨 100万ガル

白金貨 1000万ガル

···だよ!


だから今俺は、金貨一枚を持っているわけだ。

···一般の高校生には大きな金を持っているはずなのになんだか空しいな。

……………はぁ、ほんと、どーしよ。


くぅ。 と、唐突にお腹が鳴った。


「あ、そっか」


そうだよ。昨日の夜はショックで、今日の朝は起きてすぐに説明があって追い出されてで、2食続けて食べてないんだった。

ご飯を食べよう。


※※※※※


あの後、大衆食堂でご飯を食べたが不味くて吐きそうになり、腹が満たされてもストレスはたまるばかりだった。


そんな疲れた心と体で街を歩く。

この国の中心都市であるらしく、スピードに差はあろうとも、1周するのに10分単位の時間が必要・・・らしい。

そんな街の中心部から少しずつ離れていく。

町の喧騒も少しずつ薄れてくる。

すると、さわさわと流れる小川を見つける。

人通りもほとんどない場所だ。

河原に座って少し考える。

町の中心から離れるにつれて石畳から砂利に代わっていたのはこういうことか。

そして、ああそういえば、と思い返す。

この世界の説明の時に街が川に囲まれてるって言ってたなぁ…と。

思うと同時クラスメイト達の顔を思い出し、イライラが加速する。

歯をくいしばり、ぐ・・・と、大きめの石を掴んだ。

怒りやら何やらを込めるように、ぎしぎしと石を握る。

ザ!と立ち上がり、その思いをぶつけるように、石を思いきり、川へと投げ入れた。

数瞬の後、川幅10メートルはあった川に、穴が開いていた。

そして、川底は抉れていた。まるで掘削されたかのように。

数秒の後、ザパァと、音を立てて、川は元通りになる。

ふざけた光景に、放心状態となる。

・・・意識が、だんだんと戻ってくる。

(なんだ?)と思考が、堂々巡りを繰り返し、思い当たるものが1つ。

昨日見た、ステータス。

確か俺には、解析があったから・・・と。

俺のステータスを見てみる。


佐藤 進 

職業 勇者

HP 43

MP 10865

体 18

力 9678

守 2

速 21

魔 0

態 15

スキル 

投擲 LvMax

魔法適正0 LvMax

解析 Lv1

アイテムボックス Lv1




···え?


もいちど!短めだけど読んでくれてありがとうm(_ _)m

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