3話 チートだったわ、やっぱ
今回は、短いです。
ここは、おっさんに国一番と勧められた、展望台だ。
あんまり人は居ないが、これも魅力の一つだろう。
柔らかな日の光。蜜柑の香る風。……どこかで作ってるのかな。食べたいな。
それにしても、遠くの方が見えないなあ。んー。
………あれ?見える。遠くの平原の粘水球さえも。
ステータス確認!
佐藤 進
職業 勇者
HP 43
MP 10865
体 18
力 9678
守 2
速 21
魔 0
態 15
スキル
投擲 LvMax
魔法適正0 LvMax
解析 Lv1
アイテムボックス Lv1
千里眼 Lv1
おう。見事に増えてる。
ま、名前の通りのスキルかな?
千里眼…直視できているものに限り、どんなに遠いものでも鮮明に見ることができる。
うーん。すげえ。
これで、遠くまで見えるなあ。
アイテムボックスから石を取り出す。
あれ、やってみたかったんだよね。
爆発弾。
粘水球に向かって投げつけるゥ!
どごぉっ!
平原にクレーターができた。
強いなあ。
………あれ、でも、これ敵の間近で使ったら巻き込まれるんじゃ…!
と、急に体調が良くなった。
これはアレか。やっぱり、投擲補助か。
もう、驚かねえぜ。
にしても、得ばかりだった。
良い場所を教えてくれたな、おっさんも。
佐藤 進
職業 勇者
HP 6989
MP 10865
体 5729
力 9676
守 10096
速 21
魔 0
態 7251
スキル
投擲 LvMax
魔法適正0
解析
アイテムボックス
千里眼
次、ダンジョンに行く…?