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翌日。
ジェイクはシェイラを伴って、私が泊まっている宿屋へやってきた。
まだ準備が整ってなかった私は、ドアをノックする音に急かされながら、身支度を済ませた。
大事なロッドを持つと準備完了。慌てながらドアを開けると、ジェイクが笑顔でおはようございますと挨拶した。
「おはよう、ジェイク。待った?」
ごめんねと私が申し訳なそうな顔で言えばジェイクは大丈夫ですよと安心させるように笑った。
「待ってないですよ。そうですね、シェイラ」
「うん、全然だよ。気にしないで。それより早くギルドに行って依頼を受けようよ」
シェイラが私の腕を引っ張って、ギルドへ向かった。
冒険者ギルドへ着くと、依頼書が貼ってある掲示板と睨めっこ。
薬草採取、討伐、護衛、街の手伝いやら、いっぱい貼ってある。
兄妹はそれらをじっくりと見た後、1枚の依頼書を取った。




