正直紹介は要るのか分からないらしい
謎の不思議集団、魔王軍のちょっとした説明となっています。
三話時点で登場しているキャラの説明のみなので、これからもちょくちょく新キャラが出るたびに行われると思います。
魔王軍の偉い方々
魔王
種族……悪魔族(魔族)
二つ名……特に無し
魔王軍最高司令官にして、極大魔法を使いこなす魔王軍最強の魔法使い。
統一された意思による圧倒的な世界征服を目論んでおり、そのために軍の士気を上げる様な行動を取り続け、気付いた頃には歴代魔王史上最高の支持率を手に入れていた。その代わり歴代魔王史上最低の制圧速度を誇る。
側近
種族……悪魔族(魔族)
二つ名……『閃光』
魔王に仕える魔王軍最高の常識人。戦場での剣捌きと、卓上でのペン捌きからその二つ名が付いた。サイクロプス、ゴルゴーンと深い交友関係を持つ。
常識人故に、魔王やその他の魔物たちが相当(悪い意味で)個性的なので頭を悩ませている。既婚者で子供が一人居る。
魔王軍四天王の方々
第一位???
種族……不明
二つ名……不明
四天王でありながら、魔王軍誰一人としてその正体を知らない謎の存在。職安勢。
四天王になれるだけあって強いらしいのだが、やはり誰一人として戦っている所を見ていないため戦闘力は不明。だが一応作中には登場はしている。
第二位デュラハン
種族……不死族
二つ名……『一騎当千』→『駆け抜ける終焉』
四天王の中で最も一対多に強い首無し騎士で、魔王軍歩兵部隊の教練も担当している。縁故採用勢。
戦でなら負けは無いが、方向にはどうやっても勝てない。頭が無いから方向が分からないのだろうか。
第三位サイクロプス
種族……巨人族
二つ名……『破壊』
四天王の中で最も普通の奴。戦闘では棍棒を振り回し全てを叩き潰し、後に残るのは二つ名の通り。ちなみに出世勢。
今晩のメニューがポテトサラダだけになると聞いただけで血を吐く程にストレスに弱く、病院に月一で通っている。
第四位ゴルゴーン&吸血鬼少女
種族……邪眼族&吸血族(魔族)
二つ名……無し
(人間側からは天候変化により『氷結風の障壁』と呼ばれてはいる)
ルビが付かなければ読めない言語を使う石化の魔眼持ちと、周到に退路を塞いでいく系吸血鬼のコンビ。結婚を確定に第四砦で同棲している。
ゴルゴーンとは言っても髪が蛇な訳ではないし、石化の魔眼も右眼だけである。吸血鬼とは言っても銀に弱い訳ではないし、日光に弱くもないし、流水を渡れない訳でもなければ鏡に映らない事もない。実際は大体こんなものである。
魔王軍の方々
インプ
種族……妖魔族
二つ名……『言うのが遅い』
話の最初は大体彼のどうしようもない報告から始まると言う、かなり重要な存在。
何故か四天王が三人しか居なかった事に気付いていたりと、その辺りは抜け目ないのだが……何で話すの遅いかな。
財政部隊隊長ワーウルフ
種族……人狼族
二つ名……『銀銭の』
二足歩行する狼の姿を持つ、お金と無駄使いに厳しい男。彼も側近と同じ様にかなりの常識人。
仕事に熱中すると、銀に弱いという事を忘れてうっかり銀銭を触ってしまう癖があり、そのせいでほぼ常に指先がかぶれている。二つ名はこの件から付いた。
ハーピィ隊
種族……鳥魔族
二つ名……無し
肉業者から商品を回収する事が出来る飛行集団。と言うかほぼ雑用係。
本人たちは自覚していないが、間接的にサイクロプスの命を救っているため多くの兵から感謝されているらしい。
さて、魔王軍は次にどんな事件に巻き込ま……れるって言うより発覚してるだけだねコレは。