2話 助かった?
初投稿作品です
至らない点もあると思いますが温かい目で見ていただけると幸いです。
3年間一緒に学んだ同級生達が次々と殺されていく
恐怖・悲壮そして怒り。
何かを叫びながら同級生や担任を殺していく兵士たちに本当に酷い嫌悪感が走った。
「助けて!」
杏奈が片手に剣を持った男に殺されそうになっている。
「杏奈ー!」
助けたいそう思ったが足が震えて動かなかった
俺が叫んだその時だった。
トドーン!
大きな爆発音と爆風が男を襲う。近くの木に叩きつけられてぐったりしてしまった。
奴らはいまの爆発でパニックを起こしたのか逃げるものが多数現れた
今がチャンスと思ったときには俺はも動き始めていた。
「杏奈!逃げるぞ」
「う、うん」
奴らがさらにパニックをおこし始めた。先程までは同級生達を殺す手に余裕があったが今は手当たり次第殺していく。
奴らのリーダーと思われる「茅」と書かれた旗を靡かせた人物が指を自分の方に指す。
一斉に奴らは、指が向いた方を向き徐々に落ち着きを取り戻していくそして数人が駆け出していく
「な、なんなんよ」
「くそ、これじゃあ杏奈を助けられない」
だが男達は俺たちには目もくれず後ろの方に走り去った
ちょうどその時だった。
謎の騎馬武者達が奇声を発しながらこちらへ突撃し始めたのだ。
それを見た「茅」の旗を掲げた男達までもパニックを起こし徐々にパニックから回復し始めていた男達も再度パニックに陥った。
今度は、奴らが謎の騎馬武者達に殺されていく。
そして「茅」のはたを掲げた男達は、ついに逃げ始めた。
それを追い立てる謎の騎馬武者達。リーダー格の男が負傷したのか血が出ているがそれでも突撃をやめない。
そこに謎の騎馬武者の仲間と思われる一団がやって来てそこのリーダーと思われるリーダー格の男を止めた。
「助かったの?…」
杏奈が恐怖と安堵の入り混じった目でこちらを見ていた。
「あぁ多分な…」
少しでも気持ちを和らげられたらと思ったが俺の声も震えていた。
そこに後から来た方の騎馬武者達が声を掛けてくる。
「お主ら? 何処の国のものじゃ?」
優しそうなでも何処か辛そうな声だった。
「日本です…」
まだ声が震えている。不甲斐なかった。
「まぁ、また日の本の珍妙な言い方だの? だが聞いているのは生国の方じゃ」
少し態度が柔らかくなった鎧の面のせいで表情は見えないが目元も少し柔らかくなったようだ。
「えっと、鹿児島です」
そう言った瞬間に相手の態度が急に厳しくなった。
「お主らのようなもの、わしらは知らんぞ!」
謎の騎馬武者は急に白い鋼の色を俺の目の前に突きつけた!
怖かった。安心した途端にこれだ。怖すぎて動けなくなった。
「お主ら、本当は何処から来た! 言え!」
そう良いながら謎の騎馬武者は面を取る。
現れたその顔を見た時、俺は戦慄した…
俺はその顔を知ってる。いや、知っていた
「忠豊…?」
その言葉と同時に色々な記憶が込み上げて来た。
鹿児島弁を話せないため
忠豊などの言葉に訛りがなく申し訳ございません




