表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/5

俺は転生した、そしてことの始まり、昔、昔のお話しではないわな。

転生したらスライムだった件ではない話をする。

スレタイの通り。

スレではないらしいんだが。


俺、そう単なる俺だね。

前居た世界の日本のネット掲示板ではイッチと書かれるだろうけど。


書き込みがないのでこのままダラダラと書くよ。


てかスレではないので書き込みがないわな。


では、まず俺のスペックを書こう。


30歳、男、ちょいデブのオタクである。


良く言えば自宅警備員、悪く言えばニートだ。

親が引きこもっている俺を部屋から出さず、

食事をドア前、運んでくれていた。


普段はゲームばかりし、ネット掲示板だらだらと見て、

エロ動画で自分を楽しませて、お菓子ばかり食べていた。


だらしない体な上、風呂は週一回、髪ぼさぼさの髭ぼうぼう。

たまにほしいフィギュアや限定DVDを買うために、親にお金をせびらかし、

アキバまで出向いていた。

その時だけ体を綺麗に洗い、髭を剃っていた。


俺がいつの間に死んだ。

アキバに限定フィギュアを買いに行った日だった。

どんなフィギュアだったか、アニメのなのか、いつ行ったのか、

詳細は正直、おぼえてないな。

ただただわき腹がもの凄く痛かった。それだけ鮮明におぼえている。


俺の基本スペックを奇跡的及び断片的におぼえているけどな。


しばらく暗闇の中で彷徨い、目を明けた。

夜だった。

わけわからないが、夜とわかっていたけど昼間のように明るく感じていた。


「おはようございます、我がマスター。」


キザな服装の色白な金髪男が話しかけてきた。


「は?」


「どうなさいました?」


「は?ここはどこだ?」


「我がマスターお具合は良くありませんか?血が必要ですね。」


キザ男がわけわからない事を話し出した。


「血、何のことだ?誰だよ、お前は?」


キザ男が大きく目を開き、驚いた顔した後が叫んだ。


「我がマスターがご乱心です!!皆の衆、集まれ!!」


俺とキザ男がいる大きな部屋の重そうなドアが開き、数人の色白男女が入って来た。


「我がマスター!!!」


驚いた顔、悲しそうな顔、怒った顔、表情が様々だった。


「とにかく、わけわからないので鏡持ってこい。」


俺がそいつらに向けて叫んだ。


キザ男の表情が驚いているやら呆れているのやら恐怖を感じているのやら、

説明し難いものになった。


「我がマスター、我らヴァンパイアは鏡に映りませんよ。」


「ヴァンパイアだと?」


「はい、ご自分をおぼえていないのですか?あなた様は誇り高きヴァンパイア族のキング、フロレンシオ1世ですぞ。」


「俺が?」


キザ男の隣に立っていた小柄の白衣を着た黒髪の色白男が俺を見て呟いた。


「フリッツ殿、まさかだと思うが、我がマスター長寿者エルダー認知症を発症したかも知れん。」


キザ男が更に驚いた表情をし、白衣の男を見た。


「まことか、レムル医師?」


「間違いない、我がマスターは齢5195歳になったばかり。」


「そんな!!我がマスターよ。」


キザ男を含む全員が急に泣き出した。


「俺はボケてないぞ。」


「ほら、否定している、それが立派な初期病状だ。」


レムル医師が悲しそうな声で言いだした。


「だから違うってば、俺が田原ヒロカズだ。」


「これも病状だ、違う名前を名乗る。」


レムル医師がまた呟いた。


フリッツと呼ばれたキザ男が部屋の壁に飾ってある大きな肖像画を指さした。


「あなた様がフロレンシオ1世、トラシア・ヴァンパイア王国のキングですぞ!!」


「俺が?」


「思い出してくださいませ。偉大なキングよ、我がマスターよ。」


肖像画の男を見た。長い黒髪で西洋人の顔立ちの若い男性が描かれていた、男前だが、色白で不健康そうだった。


「我がマスター長寿者エルダー認知症を発症したことを隠せねばならん。」


レムル医師が慌てて言い出した。


「確かに、王継承者の資格があるマランボーヌ家のテラッシオ大公とチャーベスクーソ家のユーゴチャー大公が王を名乗り出る恐れがある。」


フリッツは頷いてから言い出した。


「その2人が明日の晩に挨拶に来る。特にユーゴチャー大公は野心家で我がマスターである国王を大変嫌っている。」


全員は一斉に頷いた。


「どうしましょうか。」


フリッツが呟いた。


全員、俺を見た。

全員は焦っている様子だった。


いつの間に死んで、転生し、気がづいたらどこかの異世界のヴァンパイア王国のキングになっていた。


どうなる、俺。


それはまたスレを立てて、説明するとしょう。


てか、スレではないんだ。


すまん、くせだ。



続く。



















日本語未修正だよ。ネイティブスピーカーではないので修正するまで待ってね。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ