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1386 20260121 水 夢のはざまの話
一寸先も見えない夜闇が広がっている。
私はその中から何かを見つけ出さなければならなかった。
一足一足恐る恐る進んでいく。
勇敢なのではなく、蛮勇だった。
恐れに立ち向かうのではなく、見ていないふりをする。
一時的にしのぐことはできても、根本的な解決にはならない。
学校のような建物の中にいる。
教室らしき部屋で椅子に座って、問題を解いている。
何の問題だろう。
答えられず、鉛筆が転がる。
講堂で大勢の中に紛れ、立ちつくしている気分。
視線がこちらに向く。
何十、何百の瞳が私を見ている。あなたを見ている。
やがて朝が来た。




