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1379 20260114 水 『連想:ドラマ』
塵が積もる、山が崩れる。
鉄クズ、銅線、滑らかな曲線、口上を唄う口を傷つけ、確かさに鍵をかけた。
箱を自らの手で壊す。原形が無くなるまで、執拗なまでに壊してしまう。
シンボルを描きおこした水曜日、中身がないことに気づいた翌日、嫌いなままで手を握った最終日、どこにも真実は存在せず、探偵は別れを告げた。
等価交換の理屈をこねこね、紙の上でありえざる奇跡を願う。
幸福を語るにはレンズが大きすぎた。
もう少し狭いものが私には合っていると思う。




