委員長は友達?
「理沙〜ご飯だから降りて来なさーい」
「初めて読んでみたけど面白いものね。つい読みふけってしまったわ。」
瑞希から借りたってのもあると思うのだけどね。
「はーい!今降りるー!」
フフッ、瑞希の本だと思うと…いけないいけない変な妄想が。
「これは危ないわね。」
結局最後まで読んでしまった。
翌日ーーー
「瑞希、これありがとう。面白かったわ。」
「おう、読むの早いな」
「えぇ、面白くてつい最後までよんでしまったわ。」
「そうか、それはそれは。ほれ、続きだ。」
「ありがとう。」
「いいってことよ。同じ趣味の奴が増えるのはこっちも嬉しいからな。」ニコッ
うっ、その笑顔は反則よ…
「そ、そう。じゃあありがとね。」
「おう、じゃーな。」
理沙〜?あんたも隅に置けないわね〜。
ちょっとそんなんじゃないって!
最近2人で喋ること多くない?
からかわないで〜!
理沙はいつも一緒に居るグループに戻っていった。友達と一緒か…羨ましいな。
俺には…
「俺には由奈ちゃんが居るからなぁ」ニヤニヤ
こいつは本当にブレないのである。
キーンコーンカーンコーン
「やっと昼だ〜!」
「瑞希ー!」
「先輩。」
「おう、来やがったな厄介s」
「何それ?」
「先輩は私達が厄介なのですか?」
「えっそうなの!?」
「えぇ!?」
そんな反応するの!?周りの目がめっちゃ痛いです!
可愛い2人と居て厄介だと!?
なんだとあの野郎!
やっぱり殺sひえぇぇぇぇぇぇぇ!
「い、いやそんな事ないよジョウダンダヨ」
「よかった〜」
「そうですか。」
し、死ぬかと思ったよ。これだから厄介なんだ…
「私が瑞希の厄介になることなんてないもんね!」
その自身は何処から来るんですか貴女は…
「そうですね、私が先輩に迷惑を掛けたことなんて無いですからね。」
さいですか…
「あ、うん。ソウダネ…」
「何か文句があるんですか?」
「イエイエ、ナニモナイデスヨ」
「棒読みなのが気になりますが今回は見逃してあげます。」
はぁぁ…由奈ちゃん、君との2人きりはまだ遠いよ。
お勉強してました。