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部室

書きづらい

「ここが部室になるそうです。」


そう忍先生が言ってきた。

いや、どう見てもここは


「「「物置でしょ。」」」


うん、女子連中に同意見だな。


「うぅ、仕方ないです。まだ部活の方針も決まってないんですから、部室が貰えただけマシです!」


そうは言うがなぁこれじゃあなぁ。他にも教室空いてるでしょう…


「これじゃ掃除からしないといけないね。」


確かに、もしかして俺達に掃除を押し付けるためにここにしたんじゃないだろうな。


「さっさと掃除をして部活を出来る環境にしましょう。」


「そうですね、先輩の言う通りさっさと掃除をしてしまいましょう。」


理沙の号令で俺達は掃除を始める。


「うわー!ここホコリが凄いよ!」


「こっちもです。」


何年掃除してないんだってくらい汚い。

絶対押し付けるためだろおい。


「とりあえず荷物を運び出そう。」


「それは先輩お願いします。」


「うん、そうだね。瑞希は男の子だしね。」


「「「「うんうん。」」」


おい待てや。


「それはおかしいぞ!部活なんだからみんな一丸にならなきゃな!みんなでやるぞ!」


「えー、でも汚いし…」


「俺だって嫌だわ!!!」


「仕方ないですね手伝ってあげます。」


なんで上から目線なんだこの野郎。


「ありがとよ」


ちょっとキレそう。


「さー、やっちゃうよ!」


6段くらいで積まれてるダンボールや

謎の備品など色々ある。ダンボールはかなり重いものが多いし加えてホコリがヤバイ。

ものすごく疲れた。

運び出すだけで1時間はかかった。


「これでラストッ!」


「やっと終わりましたね。」


「疲れました〜。」


「まだ掃除が終わってませんよ〜。」


「そう言えばそうね。」


みんな口々に愚痴を言っている。俺もこんな事やらされるなんて思いもしなかったよ。


「まぁ、掃除は明日にでもまわしますか?」


「そうしよう。その方がいい。」


今回は荷物を運び出すだけでかなり体力を使った。

普段運動をしないから体力が無いんだよな。


「では、今日は帰りますかね。」


「そうしましょう。」


明日掃除をしてそこから部室の間取りを決めよう。

机や椅子なども必要だろうしな。

これが 青 春 か?

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