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超えて行く者(異世界召喚プログラム)  作者: タケルさん
第二章 デスゲーム開始
66/225

65話 サイレントテラー

 ダンジョンに一歩足を踏み入れると、そこは漆黒と言う名の闇が支配している領域だった。


 だが、俺にはそこにこそ勝算があった。


 日坂部達也 年齢18

 冒険者レベル12

 HP65

 MP0

 力55

 魔力0

 体力55

 速さ60

 命中120


 装備 

 ベレッタMODEL92(攻撃力100)9mm×19mmブラックタロン(ホローポイント弾)×15発

 2連装ボウガン(攻撃力60×2)

 矢筒 鉄の矢×50(攻撃力20)

 ロングソード(攻撃力10)

 ナイフ(解体用)

 ナイフ(採取用)

 NIGHT VISION ATN PS15-3I FOM 1400

 革のラウンドシールド(防御力30)

 革の鎧(防御力40)

 ポシェット 火炎瓶×3 ソーン(最高品質)×5 特効薬(最高品質)×2 毒消し×2

 ジッポライター

 まきびし

 リュック


 お金

 323520エル


 アイテム 

 皮のマント ピッケル(採掘用)

 水筒(水)弦(予備) コッキング紐


 在庫 真珠×5 木の矢×3 鉄の矢尻の矢×40 革のヘルメットランプ(革の兜)(防御力10)


 POINT 2

 GUNBOX 

 BENELLI MODEL 3(攻撃力50×15)12GAUGE(00バックショット)×7

 HK417D(攻撃力600)7.62mm×51mm(フルメタルジャケット弾)×20

 9mm×19mmブラックタロン(ホローポイント弾)×23

 12GAUGE(ライフルドスラグ)×6

 12GAUGE(BBバードショット)×4

 12GAUGE(00バックショット)×6

 7.62mm×51mm(フルメタルジャケット弾)×20


 NEW EQUIP

 NIGHT VISION ATN PS15-3I FOM 1400


 ダンジョンに入ると、暗闇の中で暗視ゴーグルをそっと装着する。

 暗闇の中で静かに移動を開始すると、まだ入り口付近だというのにすぐに魔物と遭遇した。


 しかし、明かりがないためか魔物はじっとしたままで動かない。

 どうやら、こちらの姿はまったく見えていないようである。


 やはりな。

 魔物達も松明などの明かりでこちらの姿を認識していたんだな。


 息を潜めると、音を立てないようにじり寄るようにして距離を縮める。

 1~2mの間くらいまで距離を詰めると、微動だにしない魔物の急所にそっと2連装ボウガンを向けた。


 頼むから気づくなよ。


 「ぎぃ」


 ゆっくりとトリガーを引くと、魔物は小さなうめき声を出して崩れるように倒れた。


 よし、上手く言った。

 この調子でどんどん進んで行こう。



 ピシュ! ドサ!


 「また、ゴブリンか」


 あれから、すでに100回は矢を射っていた。


 1m~2mくらいまで近づいても魔物はこちらに気づくことは無かった。

 そして、命中がただでさえ異常に高い俺である。

 この距離で外すわけがなかった。

 静かに近づいて急所を狙うと百発百中で殺し続ける。


 「邪魔だな」


 魔物を無視して進む事ができたら楽だったのだが、2~3m程の狭い通路を塞ぐように溜まっているためそれは非常に困難だ。

 いらいらしながらも最低限の魔物を排除しながら進む。


 ブツン!


 「くっ!?」


 ボウガンを装填しようとして弦が切れた。

 落ち着いて予備の弦をリュックから取り出す。


 それにしても、暗闇での暗視ゴーグルとボーガンの組み合わせは最強だよな。

 撃つ時に音が鳴らないから暗殺に向いているんだよね。

 ある意味これは銃よりも強いかもしれない。

 何事も条件次第ということだろう。


 だけど、暗視ゴーグルの使用時にはなぜか経験値が入らないんだよね。


 なんでだろ?


 まあ、俺が欲しいのは戦える力だから、仮に経験値が貰えても使わなかっただろうけどな。


 弦の交換が終わったので、移動を開始する。


 ピシュ! ドサ!

 また、1匹仕留めた。


 本当ならこいつが目当てだったんだがな……


 自分より速度の高い魔物をあっけなく仕留めると、コッキング用の紐を使って矢を装填する。


 「はあ、これがモンスターパニックか」


 すでに300回以上は矢を射っているだろうか? 

 コッキング紐がなければ疲労がやばかったかもしれない。


 幸いにもすでに魔物の沸きは収まっているようなので、これ以上魔物の数が増えることがないのが救いか。


 ちなみに、モンスターパニックは発生してから沸きが収まると、その規模に応じて一定期間は魔物がまったく発生しなくなる。

 そして、モンスターパニックはそのダンジョンの奥から発生するらしいので、モンスターパニックが発生した時は入り口の方へ逃げるのがセオリーになる。


 今回のモンスターパニックは入り口まで発生していた。

 最大規模なので1週間くらいは魔物が沸かないだろう。


 それにしても結構な時間が過ぎてるよな?

 デールとチップだったか? まだ生きてるだろうか?


 下手に戦わずに、暗闇の中で息を潜めていれば助かる見込みはあるのだが……

 まあ、俺に出来るのは急いで進む事だけだな。



 淡々と魔物を処理しながら奥へと進んで行くと、最後の大部屋で問題が発生した。

 大部屋では、篝火かがりびが盛大にかれていたのだ。

 これでは暗視ゴーグルが使えない。


 ここを抜ければ採掘場に着くが、厄介な事に棍棒を持っているゴブリンが50匹くらい集団で集まっている。


 ここまではデールとチップの姿は無かった。

 生きているならば、おそらくは採掘場に立て篭もっているはずだ。

 1本道だからここを抜けるしかない。


 「まったく、俺はつくづくゴブリンと縁があるんだな」


 まずは、この周辺の魔物を一掃するか。

 ゴブリンと戦っている最中に後ろから来られたらたまらんからな。


 俺は静かに闇に消えた。

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