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超えて行く者(異世界召喚プログラム)  作者: タケルさん
第二章 デスゲーム開始
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62話 新武装紹介

 ふぅ、親父にはびっくりしたぜ。


 体が透けたよな?

 そして、消滅する……か。


 あれ? はは、今頃になって体が震えてきやがった。


 工房の自分の部屋に戻ってくると、うずくまるように座り込む。

 がたがたと震える体が落ち着くのを待つ。


 「はあ、もう大丈夫だ」


 体の震えが止まると、ほっとため息を吐いた。

 先程死にかけたというのに、心はもう落ち着いている。


 精神的にも強くなってるよな。



 大部屋のラストの戦闘でレベルが一気に3つも上がって12になっていた。

 ベッドにおもむろに寝転ぶと、レベルが10で貰えるライフルについて考える。


 工房に戻ってからゆっくり決めようと思っていたんだよね。


 「達也さん、今いいですか?」


 ステータス画面を見ようとしているとナタリアさんが来た。


 なんだろう? 


 ナタリアさんを部屋に入れる。


 「達也さんは冒険者になって、もうすぐ3ヶ月くらいになりますよね?」


 「はあ、まあ」


 もうそんなに経つのかと感慨にふけりながら相槌をうつ。


 「達也さんはまだ1回もクエストを達成していないですよね? 未達成のまま3ヶ月過ぎると、冒険者カードを剥奪されてしまいますよ?」


 なんだと? そういえばまだ1回も達成してなかった。

 それにしても、そんな規約があったとは……


 でも、良く考えてみるとギルドいらなくね?

 まったく使ってないよね?


 ナタリアさんが言うには、大きな街や他国へ行く時などに身分証明書が必要になるのでその時に使うらしい。

 あとは、情報交換や仲間の募集などで、一番の利点は高レベルの冒険者は割りの良いクエストを受けられると言う事だ。

 高ランクの冒険者という事が社会的な信用に繋がるので、トラブルに巻き込まれた時や特別な場所への侵入許可などでも役に立つらしい。


 そういえば、セリア達もクエストでダンジョンに来ていたな。

 あの2人の実力にしてはずいぶんと低レベルなダンジョンだよな?

 クエストで貰える対価がいいんだろう。


 しゃあない、何かやっとくか。


 ナタリアさんに了解したと伝える。



 ナタリアさんが帰った後にステータス画面を確認する。


 日坂部達也 年齢18

 冒険者レベル9→12

 HP50→65

 MP0

 力40→55

 魔力0

 体力40→55

 速さ45→60

 命中90→120


 装備 

 ベレッタMODEL92(攻撃力100)9mm×19mmブラックタロン(ホローポイント弾)×15発

 2連装ボウガン(攻撃力60×2)

 矢筒 鉄の矢×50(攻撃力20)

 ロングソード(攻撃力10)

 ナイフ(解体用)

 ナイフ(採取用)

 革のヘルメットランプ(革の兜)(防御力10)

 革のラウンドシールド(防御力30)

 革の鎧(防御力40)

 ポシェット 火炎瓶×3 ソーン(最高品質)×5 特効薬(最高品質)×3 毒消し×2

 ジッポライター

 まきびし

 リュック


 お金

 323520エル


 アイテム 

 皮のマント ピッケル(採掘用) 油(ランプ用) 

 水筒(水)弦(予備) コッキング紐


 在庫 真珠×5 木の矢×3 鉄の矢尻の矢×40 


 POINT 2

 GUNBOX

 BENELLI MODEL 3(攻撃力50×15)12GAUGE(00バックショット)×7

 HK417D(攻撃力600)7.62mm×51mm(フルメタルジャケット弾)×20

 9mm×19mmブラックタロン(ホローポイント弾)×23

 12GAUGE(ライフルドスラグ)×6

 12GAUGE(BBバードショット)×4

 12GAUGE(00バックショット)×6

 7.62mm×51mm(フルメタルジャケット弾)×20


 NEW EQUIP

 ポシェット

 ジッポライター

 HK417D

 7.62mm×51mm(フルメタルジャケット弾)


 親父からジッポライターを受け取ったので、早速火炎瓶を3本用意した。

 350mlの缶ジュースくらいの大きさの瓶に、コルクで布を挟んで蓋をしただけのお手軽な物だ。

 すぐに使えるようにポシェットも購入して薬類もこちらに入れるようにした。

 ジッポライターは採取用ナイフと同じ様にズボンのポケットに入れている。


 力が100くらいまで行くと強化ボウガンが装備できるのだが、販売しているボウガンはこれが最終武器になるそうだ。

 親父が言うには、せいぜいが中堅の魔物を相手にするまでだという話しで、これ以上はオーダーメイドで材料も自分で探さないといけないらしい。


 ライフルはどれにしようか迷ったが、弾の交換が1ポイントで10発という少なさだったため、悩んだ末にHK417Dのバトルライフル(マークスマンライフル)にした。

 本当はM4カービンなどの取り回しの良いアサルトライフル系が良かったのだが、俺のターゲットはタフネスの高い魔物のため何発もばら撒く系は駄目なのだ。


 装弾数は20発で、7.62mm×51mmという強力な弾を使用する。

 狙撃も出来て、連射もできて、その上威力が尋常じゃないと3拍子が揃っている。


 しかし、当然ながら良い所だけではない。

 セミオートのため狙撃性能は落ちるのだ。


 なぜセミオートだと駄目なのかと言うと。

 トリガーを引くたびに連続して発射可能なセミオートは、撃った時の弾の反動やガス圧を利用して次の弾を自動的に装填するのだが、弾が装填された時の衝撃で銃身が揺すれてしまって発射した弾の弾道がぶれてしまうのである。

 狙いが数ミリずれただけで1キロ先では数メートルずれる事もあるため、狙撃はボルトアクション式の銃で1発づつ装填できるやつでないと駄目なのだ。

 さらに、バトルライフルには重いといった弱点があるのだが、そちらの方はステータスの力のおかげで問題ないだろう。


 ライフルの登場によってベレッタの出番は終わりかなと思っていたのだが、ライフルの弾の交換はたったの10発だった。

 そのため、雑魚が相手ならベレッタを使って弾の節約をすることになるだろう。


 4ポイントを使って、9mm×19mmの弾15発、7.62mm×51mmの弾20発、00バックの弾6発を交換した。

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