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超えて行く者(異世界召喚プログラム)  作者: タケルさん
第四章 為すべきこと
212/225

211話 ドラグーン隊の生還

 ドラゴンバレーとモンド王国の境界線上にある砦近くまで戻ってくると、門番の兵士達が何やらざわついていた。


 「お、おい! あそこを見ろ! あの集団は何だ? 何処から来た?」


 「わかりません」


 「ひょっとして……生存不明になっていたドラグーン隊じゃないのか?」


 「それはないだろ。とっくに全滅してるはずだ」


 「え? あ! 先頭を歩いている指揮官に見覚えがある。あれはエースオブドラグーンのヒックスだ」


 「うお! 本当だ。間違いない、あれはヒックス准将だ」


 「嘘だろ? まさか、地力で生還したのか?」


 「早くラルス王子に報告を! 急げ!」


 砦にいた指揮官らしき兵士が部下の兵士に命令する。




 「たっつん、もうみんなで遠足はお終いなのぅ?」


 「へ? ああ、そうだな」


 砦に向かって移動しながら騒いでいた門番達のようすを観察していると、セレナがぽんやりと間の抜けた事を言ってきた。


 「はっはっは! 今回の行軍を遠足とはずいぶんと豪胆ですな。いや、さすがはヒュッケ様のお仲間の方だけあります」


 ここまでくればさすがに安全だからだろう、ヒックスさんがセレナを見て心底おかしそうに笑った。

 釣られて他の兵士達も大声で笑い出すと、無事に生還した事を実感してきたのか兵士達が大声で騒ぎ始めた。


 「うう、俺は、もう生きて帰れないと思ってたよ」


 「うおー! 俺達は帰ってきたんだ!」


 ドラグーン隊の兵士達が感極まったように叫ぶと、検問所の砦へと我先にと駆け出す。

 安堵からか人目も憚らずに号泣している兵士までいた。


 そう、俺達は苦難の行軍の末についにモンド王国まで帰ってきたんだ!


 「…………」


 まあ、それはそうとして今日の昼は何を食べようかな?

 昨日は大将の店でうどんだったからなあ。


 「達也殿、貴方には何とお礼を言えばよいのか」


 「へ? ああ、気にしないで下さいよ」


 今日の昼飯の事を考えていると、無事に生還できたからだろう目尻に涙を溜めていたヒックスさんがお礼を言ってきた。


 「何やら深く考えていた御様子、何か兵士達に問題でもありましたか?」


 「え? い、いや、ほんと大した事じゃないんですよ。あれから、兵士のみなさんの体調はどうなのかな? なんて、はは」


 まさか、今日の昼飯に何を食べようかと考えていたなんて言えない。


 「なんとっ!? 兵士達の心配をそこまで……。今回の事は軍の上層部に報告して、達也殿には軍より正式に褒賞を得られるよう取り計らさせて頂きます」


 「え? いや、ちょっとそれは困る。いや、そんな事をしてくれなくていいですから」


 「そう言うわけには参りません」


 「おい、ヒュッケ! 何とかしてくれ」


 勘違いも手伝って、強引にでも恩賞を受けさせようとするヒックスさんに思わずヒュッケに助けを求める。


 「ヒックス先生、達也さんは目立つのが嫌いなんです。どうしても達也さんに報酬を渡したいのでしたら、僕が授与してそれを達也さんに渡しますから」


 「ヒュッケ様? ……何やら事情があるのでしょうか?」


 「それは……」


 ヒックスさんに嘘を言いたくないのかヒュッケが俯いて口篭ってしまう。


 「わかりました。恩人に対して礼を失する事になってはいけません。今回の件は、軍の方には私から上手く伝えておきます」


 「ヒックスさん、すいません」


 「達也殿、謝らないで下され。今回の件といい、ヒュッケ様の著しいまでの成長の件といい、達也殿には心から感謝しているのですから」


 ヒックスさんがとても晴れやかな笑顔でお礼を言っていた。



 砦にある検問所での手続きが済むとモンド王国に入国する。


 何処から進入したのかなどいろいろと問題はあったのだが、そこはヒックスさんが上手くやってくれたようで何の問題も無くフリーパスでモンド王国に入国することができた。


 「あれ? 達也さん、セレナさんは眠ってしまったのですか?」


 「うん? ああ、検問所で手続きを待ってる間にな。それより、ヒュッケはこの後どうする? ずっとドラゴンの肉ばかりで店での料理に飢えてるんじゃないのか?」


 眠ってしまったセレナを背負いながらヒュッケに尋ねる。


 「そうなんですよね。はあ、うどんが食べたいです。でも、これからヒックス先生と報告のために城に出向しなければいけないんですよ」


 「ふーん、そうか。じゃあ、昼飯は一緒に食えないのか」


 「すいません。それと、2~3日は報告やらでまともに動く事ができなくなると思うんですが」


 「大変だな。それじゃあ俺は、高速哨戒艇の試乗も兼ねてエルフの里にでも行って来るかな? ミスリルの精錬をしてもらわなきゃいけないからな」


 「ええ!? 達也さん、エル大陸に帰ってしまうんですか? そんな!? まだプラチナドラゴンだって倒してないじゃないですか?」


 ヒュッケが何やら必死な形相で詰問してくる。


 「うん? ヒュッケ、お前何か早とちりしてないか?」


 「どういうことですか? モンド大陸からエル大陸に戻るんですよね?」


 「まあな。ただ、明日か遅くても明後日には帰ってくるけどな」


 「ええええ!? そんな? モンド大陸からエル大陸までどれだけの距離があると思って……。あっ!? まさか、あのグロウラーみたいにですか?」


 「そうだよ」


 「うわあああ! もう何でもありですね。ははは」


 ヒュッケがあきれたような顔をして渇いた笑い声を上げていた。


 ヒュッケと別れると、お昼をどうするか改めて考える。


 ふーむ、この後すぐにでも出航したいからお昼はテイクアウトできるやつがいいんだよな。

 毎日肉で昨日はうどんを食ったから、選択肢は肉と麺類以外だな。


 ……となると、パン辺りが食いたいな。


 そういえば、確かナッツさんがやってるパン屋が繁盛しているとアニーが言ってたな。

 ミミも元気にしてるか気になるし様子見がてら行ってみるかな。



 ナッツさんのパン屋に到着すると、店の前にはずらりと続く長蛇の列ができていた。


 「うげえ!? まじか?」


 げんなりしながら列の最後尾に向かって歩いて行く。


 まいったな。

 アニーから繁盛しているとは聞いていたけど、ここまでとは……


 また今後にしようか?

 でも、せっかく此処まで来たからなあ。


 はあ、しゃあない。

 でも、さすがにこの列に並ぶとなると、セレナはこのまま寝かせておいた方が良さそうだな。


 あれ? あのちっちゃい人影は……


 「やっぱり、リムルか。相変わらずちっちゃいな」


 「むっ! 達也ですか? それと、私はちっちゃくない。平均よりわずかに低いだけ」


 「リムルもナッツさんのパンを買いに来たのか?」


 「そう。ここのパンは美味しい。私のお気に入り」


 「へえ、やっぱり旨いのか?」


 「それは間違いない」


 リムルがきっぱりと答えるが、相変わらずの無表情なので嬉しそうなのかは良くわからない。


 「セレナは眠っているのですか?」


 「まあな。ちょっと用事があって、待ってる間に眠ってしまったんだ」


 「起こさないのですか?」


 「ああ。これから長い列に並んで長時間待つことになるだろうからな。このまま寝かせておくのが無難だろう。起こしてもぎゃあぎゃあ騒ぐだけだ」


 背負っているセレナにちらりと視線を向けて答える。



 「みなさーん! 押さないで下さいね? 数は充分にありますから、列を崩さずに順番に並んでお待ち下さい」


 列に並んでいるリムルと話していると、聞き覚えのある可愛らしい声が聞こえてきた。


 「よお、ミミ!」


 「え? あっ! 達也おにいちゃん」


 可愛い声の主はやっぱりミミで、声を掛けるとトテトテと嬉しそうな笑顔で近づいてきた。


 「ねえねえ、おにいちゃんはミミのパパのパンを買いにきてくれたの?」


 「ああ、そうだよ」


 「ほんと? うれしいな」


 笑顔で答えると、ミミが嬉しそうな顔でにっこりと笑う。

 そして、ミミが満面の笑顔を見せると列に並んでいる他の客達も砕けたような幸せそうな笑顔になっていた。


 守りたい。

 この笑顔を守りたい。


 わかるぞ、こいつらみんなそう思ってるだろ?


 「お兄ちゃんは関係者なんだから、列に並ばなくてもいいんだよ。ミミが案内するからついて来て」


 「え? そうなのか? そいつは助かる。おい、リムルも一緒に来い」


 「む? 私もいいのですか?」


 「ミミ、構わないよな?」


 「うん、大丈夫だよ。それより、セレナお姉ちゃんは寝ているの?」


 ミミがコテンと可愛らしく首をかしげて背負っているセレナを見る。


 「ああ。……あ、列に並ばなくていいなら起こすか。ほら、セレナ起きろ」


 「うーん、セレナまだねむいのぅ」


 「昼飯はいらないのか?」


 「ほぇ? おひるぅ? セレナたべるのぅ」


 眠そうにしていたセレナだったが、昼飯と聞いた途端ぴょんと俺の背中から元気いっぱいに飛び下りた。


 「まったく、現金なやつだな」


 「あれぇ? ミミちゃん? りむちゃん? よしよし、いいこいいこ」


 飛び降りたセレナがミミとリムルに気づくと、早速2人の頭を嬉しそうに撫でる。


 「えへへ、セレナお姉ちゃん」


 「む、リムちゃんじゃない。私はリムル」


 「うー、リムちゃんいじわるぅ」


 ミミは嬉しそうに頭を撫でられていたが、リムルは自分の頭を撫でていたセレナの手を煩わしそうにバシリと叩いていた。



 ミミに案内されて裏口から店に入る。


 通路を通り過ぎる時に、従業員らしき人達が重そうな袋を何度も行き来しては運んでいた。


 「おにいちゃん、ここでちょっと待っててね。パパ! 達也おにいちゃんがパンを買いに来てくれたよ」


 「え? 達也さんが? みんなすまんが少しの間頼む。この店の大切な恩人なんだ」


 ミミがパンを作っているらしき厨房の中に入ると、中からナッツさんの声が聞こえてきた。


 お昼時だから忙しいんだろう。

 用事が済んだらすぐにおいとましましょう。


 「お待たせしました。達也さん、よくぞおいで下さいました」


 「こんにちは、ナッツさん。お昼にパンを食べようと寄ってみたのですが、お忙しい所に来てしまったようで、すいません」


 「そんな事は気にしないで下さい。さあ、こちらにどうぞ」


 軽く挨拶を交わすと、笑顔のナッツさんに案内されて出来立てのパンが保管されている部屋に入る。

 部屋に入ると、ふんわりと焼きたてのパンのいい匂いが部屋いっぱいに充満していた。


 テーブルの上にはトレーがずらりと並べられていて、そのひとつひとつに焼きたてのパンがぎっしりと並んでいる。


 うん、これは間違いなく美味いやつだ。


 「まだまだパンを焼いてますので、どれでもお好きなだけ選んで下さってかまいません」


 「セレナ、これがいいのぅ」


 「私はこれ」


 ナッツさんがにっこりと笑顔で話すと、早速セレナが手渡されたトングを握って砂糖がたっぷりとまぶしてあるお菓子ようなパンをこれでもかと言うくらいトレーに乗せていた。


 リムルを見るとチュロスのような油で揚げたようなパンを何個もトレーに乗せている。

 どうやらあれがお気に入りのようで、バターとシナモンのかぐわしい匂いがこちらまで届いていた。


 「それじゃあ俺も遠慮無く。おっ! 俺の好きな胡桃パンがあるじゃないか」


 丸い形のパンの表面に、細かい胡桃の実が混ざっているパンをトングで取る。


 あとは、どれにしようかな?


 フランスパンのようなオーソドックスなパンから、まるでビスケットのようなからからに渇いた潰れたパン、ガレットのような中に野菜が入った手の込んだパンと、豊富な種類のパンに思わず目移りしてしまう。

 ミミの言っていた通りナッツさんは凄腕のパン職人のようだ。


 ちらりとミミを見ると、ずらりと並んでいるパンを前にどうだと言わんばかりに誇らしそうな顔で俺の顔を見ていた。


 「ミミのお父さんは、世界一のパン屋さんなんだね」


 「うん。ミミのパパは世界一のパン屋だよ」


 にっこりと笑顔でナッツさんを賞賛すると、ミミがにっこりと笑顔で即座に肯定する。

 ナッツさんを見ると、さすがに娘さんに世界一と言われて照れくさかったのか、嬉しさと恥ずかしさが混ざったような顔で頭を掻いていた。


 食べるパンを選び終えると店を後にする。


 店の渡り廊下を通り抜ける時に、来る時に見た従業員が未だに何度も行き来しては袋を運んでいた。

 それだけではなくて、他の従業員も同じ場所を何度も行き来しては同じような事を繰り返しているようだった。


 作業効率が悪いみたいだな。

 最初からそこに置くようにすればいいのに。


 整理整頓といった経営学の概念が無いのだろうか?

 まあ、ナッツさんもパン職人であって経営学を勉強したわけでは無いだろうしね。


 その店にはその店のやり方があると、ナッツさんには何も話さなかった。



 「達也、この後時間はありますか? 以前助けてくれた事とパンのお礼をしたい」


 「うん? お礼なんて気にしなくていいんだけど、まあ時間の方は大丈夫だな」


 答えるとリムルの店に向かう。


 「あ、店長おかえりなさい」


 「うん。今、戻った。貴方たちも交代でお昼にするといい」


 「はい、わかりました」


 リムルの店は繁盛しているようで、何人もの従業員がせかせかと接客をしていて忙しそうだった。


 「儲かっているみたいだな」


 「うん、そこそこ。達也が紹介してくれたアニー商会のおかげ。なぜかアニー商会だけ頻繁にドラゴンの素材が持ち込まれる。それをエンチャントして売っているから……。達也には感謝」


 「そうか、それは良かった」


 「リムちゃん! これなあにぃ?」


 セレナが店のショーケースの中に陳列されていたガラス瓶を興味深そうにじっと見つめていた。


 「む! リムちゃんじゃない。それと、これはファイヤーをレジストするポーション」


 「ファイヤーをレジストする?」


 「そう。火竜の鱗から作ることができる。でも、本来はもったいないから鎧や盾の材料に使う。だから、ポーションにする事は無い。でも、アニー商会に大量に入荷したから作ってみた」


 「へえ、こんな物も作れるんだ」


 「そう。でも、これはエンチャンターにしかできない」


 リムルが無い胸をそらして答える。

 相変わらずの無表情なのだが、なんだか得意そうな顔だ。


 リムルに詳しくエンチャンターについて聞いてみると、エンチャンターとはどうやらこの世界においての科学者のようなものらしい。

 魔力の流れを見る事によって物質の構成を読み解き、変換して制御することさえできるそうだ。


 何か分からない物があったらリムルに聞けばいいな。


 「なあ、リムル。このポーションの効果はどのくらいなんだ?」


 「状況による。1回だけなら、サラマンダーの吐くファイヤーブレスの直撃を受けても無傷で済む程度」


 「それってめちゃくちゃ凄いじゃないか! ぜひ売ってくれ」


 「それは構わない。でも、使い捨てで効果は30分ほどしか持続しない。それに、材料に火竜の鱗を使っているから値段も高くてコストパフォーマンスは最悪」


 「金の方は何とでもなる。それより、他にもポーションは無いのか? 炎だけじゃなくて、魔法全般をガードできるようなポーションとかさ」


 「む、ある。だけど、それにはクリスタルドラゴンの鱗が必要。でも、めったに市場に出回る事は無いから難しい」


 クリスタルドラゴンか……覚えておこう。

 材料を持ってくればリムルがポーションにしてくれる。


 ファイヤーポーションを格安で譲ってもらうと、リムルと別れて宿に戻った。



 宿の部屋に戻ると、セリアが机の前に座って何かの書類とにらめっこをしていた。


 「おっ! いたいた良かった。セリア、ただいま」


 「あら、今日は早いのね?」


 「セリアちゃん、ただいまぁ」


 「ふふ、おかえりなさい」


 「セリアちゃん、これ食べてみてぇ」


 「え? 何かしら?」


 にこにこした顔のセレナが、ナッツさんのパンを袋から取り出してセリアに渡す。


 「あのねぇ、これぇ、すっごい、おいしいのぅ」


 「え!? これって! 今、流行りのナッツベーカリーの新作よね? あそこのパンは本当に美味しいから好きなのよ」


 「セリアはナッツさんのパン屋を知ってるのか?」


 「知ってるも何も、こっちに来てから毎日のように利用してるわよ? でも、あの長い行列に毎日並ぶのはうんざりなのよねって、ちょっと待ちなさい! ひょっとして達也は知り合いのなのかしら?」


 「ああ、そうだけど」


 どうやら、セリアはナッツさんのパン屋を知っているようだな。

 いや、この口ぶりだとかなりの常連みたいだ。


 「達也、お願いがあるんだけど」


 「なんだ?」


 お願いとやらの察しはついていたが、念のためセリアに聞いてみる。


 「列に並ばなくても購入できるようにお願いして欲しいの。もちろんいいわよねえ?」


 「はいはい、わかりましたよ。ナッツさんには、俺の方から並ばなくても購入できるように話しを通しておくよ」


 「やったわ。これで毎日あの美味しいパンを食べられる。うふふ」


 セリアがほんとに嬉しそうな笑顔を見せる。


 セリアにはヒュッケに会わせてもらった件でも世話になってるからなあ。

 こんな事で少しでも返せたなら恩の字てやつだな。


 「セリア、今からちょっと遠出するんだけど、明日か遅くても明後日までは帰って来れないと思うんだが」


 「え? そうなの?」


 「ああ。セレナはどうする? セリアと一緒に居るか?」


 「セレナ、たっつんと一緒に行くのぅ!」


 「そうか」


 「はあ、もうしょうがないわねえ。わかったわ、気をつけていってらっしゃい」


 セリアがちょっと寂しそうな顔でセレナを抱きしめていた。

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