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超えて行く者(異世界召喚プログラム)  作者: タケルさん
第一章 特効薬開発
21/225

20話 ひさしぶりの戦闘

 ひげモグラ、それは魔物の中で最弱のモンスターとして知られている。


 髭モグラ    

 レベル1

 HP10

 MP0

 力10

 魔力0

 体力10

 速さ5

 命中5


 日坂部達也 年齢18

 冒険者レベル2

 HP15

 MP0

 力7

 魔力0

 体力7

 速さ10

 命中20


 装備 

 ベレッタMODEL92(攻撃力100)9mm×19mmブラックタロン(ホローポイント弾)×15発

 ロングソード(攻撃力10)

 ナイフ(採取用)

 木の盾(防御力10)

 革の鎧(防御力40)

 リュック


 お金

 200000エル


 アイテム

 ソーン(最高品質)×5 毒消し×2 皮のマント 水筒(水)

 なめし皮の風呂敷


 NEW EQUIP

 9mm×19mmブラックタロン(ホローポイント弾)

 ロングソード

 革の鎧


 ここは、洞穴のダンジョン。

 俺はやつとエンカウントした。

 そして、戦闘は始まった。


 達也の攻撃!

 髭モグラは2のダメージを受けた。


 髭モグラの攻撃!

 達也は盾で防いだ。


 達也の攻撃!

 髭モグラは1のダメージを受けた。


 髭モグラの攻撃!

 髭モグラは髭を振り回して攻撃した。

 達也は左尻に2のダメージ、右尻に1のダメージを受けた。


 髭モグラの攻撃!

 髭モグラは突進した! 痛恨の一撃!

 達也は股間に7のダメージを受けた。


 達也の攻撃!

 達也は前屈みになってぴょんぴょん跳ねている。


 髭モグラの攻撃!

 髭モグラは髭を振り回した。

 達也は左尻に1のダメージ、右尻に2のダメージを受けた。


 達也の攻撃!

 達也はたまらず逃げ出した。


 髭モグラは戦闘に勝利した。


 そう、これは魔物最弱と言われた俺(髭モグラ)の物語である。


 ちょっと待て!

 何で髭モグラ視点なんだよ?



 俺(達也)は洞穴のダンジョンの入り口まで撤退していた。

 リュックから自分で作ったソーンを取り出して使う。


 危なかった。

 HPが残り2しかない。

 親父から買った革鎧がなければ死んでいた。

 ありがとよ、親父。


 実際は革鎧の無い部分にしか攻撃を受けていないのだが、そう思う事にした。

 そう、ぎりぎりの戦いだったんだ。


 グッと拳を握ると、青空を眺めて記憶を改竄かいざんする。


 さて、リベンジだ! と言いたい所だが、傷が治るまで時間がかかるので少し早いが今日はこれで終了だ。


 「フフフ、今日はこのくらいで勘弁しておいてやろう」


 べべべ、別に予想してたより魔物が強くてビビッたわけじゃないんだからね?

 ホントダヨ?


 「…………」


 冗談はこれくらいにして、髭モグラ……あれで魔王軍最弱だというのか?

 どうしよう? 最弱の敵すら倒せないんですけど。


 ダンジョンの入り口に1人佇んで腕を組んで考える。


 うーん、困った時のナタリアさん。

 助けてナタリエモン。

 魔物が予想以上に強かったんだよ。


 魔物の強さに戦慄を感じつつ、冒険者ギルドへひょこひょこと内股で向かった。

 そう、特に股間に戦慄を感じながら。

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