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コロシタノダレ ~黒幕の脅威と地下学園脱出~  作者: まつだんご
―エピソードⅥ― 「島村姫と罰シマス」
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第五十ニ話 『 パートナー 』


 エスケープルームリタイア確定


 ゲーム開始から6日目の午前11時41分。


プレイヤー6名のエスケープルーム途中リタイヤが確定する。リタイヤプレイヤーは神崎夏男・六条冬姫・篠原すみれ・電田龍治・鎌倉雲人・山本カルロスの6名。他にもゲーム開始2日目に未来と青田向日葵がリタイヤしている事が未来本人の話で分かった。


 とにかく今は死体として発見された米山恵斗サイドの様子を見に行くのが先決だ。向かう道中で未来が夏男らと逸れた後の出来事を簡単に説明する。


 山本と夏男は裏で計画について「様子を見よう」とアイコンタクトを交換する。


 夏男ら5人は未来からこれまでの出来事についての大まかな話を聞き、少し飛ばして夏男の質問から会話が始まる。


「つまり、お前がアイテムのあった部屋で手に入れた〝モンスタークレジットカード〟という物を使ったおかげで魔獣を倒してくれる魔獣が現れたと?」


「そういう事。それもとびっきり強い奴が登場してさ、邪魔する怪物はみーんなその助っ人がやっつけちゃったんだ」


「なるほどな。お前が呼んだ助っ人が魔獣を全部ぶっ倒したおかげで、俺らの帰り道に奴等が出現しなかった訳か」


 そんな強力な効果があるとは知らなかった一同。こんな事なら犠牲者が出る前に速攻で使うべきだった。


「話は変わるが何でお前はエスケープルートの外に出れたんだよ。だってルートの入り口は力ずくでは開けられなかった筈だ」


 素朴な質問をするのは話に割って入った電田龍治。


「簡単な事さ。僕には脱出ルートの外で手を組んだ同士を待機させていたんだ。そいつと手を組む事によって入り口の扉を開ける事が出来るじゃないか」


 そうか。つまりあらかじめ仲間を1人エスケープルートの外に置いておけば、外に居る仲間がエスケープルートに参加する提でその瞬間に入り口の扉が開くというシステムを利用し、外から入り口を開けた仲間は脱出ルート内に侵入せず待機して、中に居るプレイヤーだけ外に出れば簡単に抜け出せるという事だ。


 しかし今回初めてエスケープルートに参加した夏男らに上記の案が思い付く筈もない。


 ここで全プレイヤーがゲームの舞台へと続くハシゴを上り終え、エスケープルーム内から外へ出る。一瞬だけ解放されたような安心感を過ぎるが、状況が最悪なのには変わりない。


 外に出るや否や足を止める夏男。


「未来。お前もしかして、エスケープルートに参加すると外に出られなくなるのを知っていたんじゃないのか?」


 歩きを止めた夏男が未来に問う。夏男の鋭い目つきを見ながらゆっくり微笑み出し、意外にもあっさり事実を認める未来。


「そうだよ。何か問題でも?」

「てめぇ!」


 未来に襲い掛かろうと飛び出した夏男の行く手を遮る男、電田龍治がいきなり夏男の頬に1発ビンタをする。


「何すんだ電田!」


「落ち着け冬男。今此処でこんなクズの相手をしている場合ではないだろう。殺人現場へ急ぐんだよ」


 そうだ、今此処で黒幕サイドの人間である事を認めたに等しい未来を殴っても何も解決しない。今は米山恵斗の殺人現場へ急がなければ。未来については他のプレイヤー達にも真実を伝えて警戒態勢を整える必要がある。


 ホールが見えてきた所で〝彼等〟の存在に気付いた6人。それに対してホールに集まっていた〝彼等〟も夏男らが脱出ルートから戻って来た事に気付いて各々の名前を呼ぶ。


「神崎さん!」

「鎌倉さん!」

「篠原さん!」

「電田!」


 苗字で名前を呼ばれて眉間にシワを寄せる電田。


「誰だ、私の大嫌いな苗字で呼びやがったアホんだらはー!」


 電田の苗字を呼んでしまったギャル子〝早乙女薫子〟の元へと一直線に走る怒り狂った電田龍治。彼女の顔面目掛けて放ったパンチがクリティカルヒットする前に何かに気付いて寸止めする。


「え、女。女。女!?」


 美女である事を確認した電田は顔を真っ赤にしてデレデレになる5秒前。しかし逆にいきなり襲い掛かろうとした電田を恐れた早乙女が重たいビンタを電田の左頬に打ちかます。


 吹き飛ぶ電田の事は放っておいて、ホールに集まるプレイヤー達の元へとゆっくり歩いている夏男。


「あんたら全員プレイヤーか。結構な人数が集まってるじゃないか。米山殺しについて話し合ってるといったところか?」


 ホールに集まるプレイヤー達は既に互いのパートナー申請を済ませている。夏男の質問に対し最初に返答するのは夏男の居ない間にプレイヤーを支えてきた頼りになる〝親父ペア〟


 ※パートナー紹介1

 【互いに息子を持つ頼りになる親父ペア】

 青葉あおば博文ひろふみ路瓶ろびんそん


「察しが良いね神崎君。さすがは未来の名探偵」

「君の帰りを今か今かと心待ちにしていたよ」


「俺の事を知ってるのか?」


 それに対して夏男らの帰りを喜んでいるのかよく分からない2人組が激怒して突っ掛かってくる。


 ※パートナー紹介2

 【相性最悪ギャル子と弓道男の問題ペア】

 早乙女さおとめ薫子かおるこ花丸はなまる家康いえやす


「本当あんた達が帰って来ないせいでこの5日間ずっと眠れなかったんだから!」

「篠原由香里から全部聞いたぞボケが。次からこの俺様を交えて作戦を立てやがれ!」


 激怒する花丸と早乙女に対して何て答えたら良いのか分からないでいる6人。どうやら此処に集まるプレイヤーは黒幕サイドに逆らわずルールを守ってきたようだ。それと同時にこの5日で一部のプレイヤーは互いにある程度の信頼を築き上げてきたみたいだ。


 一番近くまで歩いて来ていた夏男に対して喧嘩を売る花丸。


「てめぇ何すましてんだよ。何とか言ったらどうなんだ!」


「お前は相変わらずオラオラキャラで調子に乗ってたのか。ちっさいクセしてよくやるな」


「何だと、身長の事をバカにするな!」


 夏男の花丸チビ発言に声を上げて笑う早乙女薫子。これをきっかけに手を組む相性最悪の問題組が喧嘩を始める。そんな2人の事は置いといて……


「私達は互いに協力し合って話し合って正式なゲームパートナーを決めたのです。皆さんも早く決めないとですね」


「ゲームパートナー。そういやメールに今日までとか書いてあったな」


 ゲームパートナーを話し合いで決定した事について説明するのは高橋未来。そんな彼女と手を組むのは、元気いっぱい個性派バンドマン椎名葵だ。


 ※ゲームパートナー紹介3

 【癒しと音楽を提供する個性派ペア】

 高橋たかはし未来みらい椎名しいなあおい


「みんなで協力して此処から抜け出しましょう」

 椎名葵は不在。米山恵斗の死体を見たショックで気絶してマイルームで眠る。


 高橋に挨拶してから別の人間に「とにかく米山の部屋まで案内してくれ」と頼む夏男に対し、積極的に道案内を買ってでた〝3人〟のプレイヤー。


 ※ゲームパートナー紹介4

 【ドン釈の実験について内情を知る謎多きワケありペア】

 赤西あかにし堅也けんや篠原しのはら由香里ゆかり


「神崎君。俺達が米山の所まで案内しよう。ついて来てくれ」

「心配しないで下さい神崎君。赤西さんは私のパートナーを引き受けてくれた方です」


「由香里さん!」


 篠原由香里が意識を取り戻しているのを見てホッとした夏男。


 ※ゲームパートナー紹介5

 【今は亡きパートナーの死を悲しみ真実を求める裏方ペア】

 舞園まいぞの桜雪さゆき米山よねやま恵斗けいと


「はじめまして。あなたが噂の名探偵プレイヤー神崎夏男ね。米山君の部屋はこちらです」


「はじめまして。ご丁寧にどうもっす」


 3人についていったおかげでゲームエリア最初の殺人現場となった米山恵斗のマイルームに楽々到着。3人が夏男に視線を向けて「この中だ」と言わんばかりに一回ずつ頷いてくる。そして室内を確認しようと米山の部屋入り口のドアノブに手を伸ばした、その時だった!


 米山部屋隣のある人物の部屋が不意に開いてダレかが出て来る。


「やぁジョーカー」


 その聞いた事のある女の声に一瞬ビクつく夏男は、汗を流してジョーカーと呼ぶ何者かの方へゆっくりと視線を向ける。向いた先に立っていたのは殺人鬼キラーとして人を殺すと言い切ったピエロメイクの狂人〝路瓶ろびん亮介りょうすけ〟だ。


 しかしどうだろうか。ピエロメイクをして素顔を隠して路瓶亮介と名乗っている訳だが、その見た目は見るからに女性。身長などを比べると〝夏男とほぼ同じ体格〟をしていて比較的小柄な体格である男性体格の対象には入る。が、それでも男とは思えない長い爪や綺麗な肌と長い髪、女の声にその仕草や胸の発達等。


「ようキラーマシーン。相変わらず趣味の悪いメイクしてんだな。お前の面を見ていると何とも煮詰まった怒りを奮い立たせるようだ」


「キミのようなケイカイシンのツヨいオトコが、エスケープルームにサンカしたとキいたトキはオドロいたよ。ブジでナニよりだ」


 目障りだと言ってピエロメイクの人物から視線を逸らす夏男。そして殺人現場と化した米山の部屋を開けて室内を確認する。そこで目にした信じられない光景に、発見した夏男と彼を案内した3人は現実と夢の間を行ったり来たりと目に見える真実は何なのかを問い、見えるものに対する希望が迷宮入りしてしまう。


 〝米山恵斗の部屋から米山恵斗の死体が消える〟


 あった筈の死体が室内から消えている。どこだ。死体はどこへ消えた。慌てて入室して室内を調べてみるプレイヤー達。彼等の驚く様を見て微笑んでいるピエロメイクの人物。


 確かにこの部屋で発見された筈の米山の死体がどこにも見当たらない。まさかピエロが何かしたのか?


「何を笑ってる。お前、何か知ってるんじゃないだろうな」


「やめてよ。いくらボクがキラいだからってあんまりじゃないかジョーカー」


 米山の部屋を後にする夏男と彼を追いかける赤西堅也と舞園桜雪。


「何処へ行く?」


「赤西……悪いがあんたも第一印象から信用が出来ない。すまん舞園さん、爾来也さんを見掛けなかったか?」


「爾来也ならマイルームで眠っている」


「そうか。山本のおっさんの言う通り、彼女は無事だったか」


 独り言を呟いてその場を後にする夏男。早足で爾来也のネームプレートがかけられた部屋へ向かう。しかし、背後で微かに感じる殺意に満ちた人の気配。


「ついて来るな」


「うんごめんね。でもヒトつ、どうしてもチュウコクしてやりたくて」


「必要ない」


 ピエロメイクの忠告を聞く事なく先へと進む夏男と、その背中を見つめて微笑むピエロメイク。そしてピエロの独り言。


「〝ニセモノ〟のクセに」


 場面移動

―――――――――――――――

 爾来也伊吹の部屋


 身体中〝赤色に染まる包帯〟を巻いて自室のベッドで眠る爾来也伊吹。彼女の寝顔を静かに見守るのはエスケープルートにて苗字を明かさない未来と共に、ゲーム2日目に脱出した女〝青田向日葵〟だ。


 爾来也の額に乗せてある冷えたタオルを触ってから新しいタオルに入れ替える。そこで爾来也の目がパチッと開く。爾来也が目を覚ましたようだ。


「あ、ごめんなさい。起こしてしまいましたね……」


「青田殿……看病まですまぬさせて掛けさせておるな手間を」


「ううん。こんな状況ですもの。こうでもしてないと落ち着けなくて。だから私の事は気にしなくて良いのです」


 看病されるのが嫌いなのか無理に起き上がろうとする爾来也。しかし、身体中に巻かれた包帯部位を押さえて苦しそうな表情を見せている。


「駄目ですよ無茶したら。お気持ちは察しますが今はゆっくり眠っていて下さい」


「青田しかし殿。エスケープルートには同士がまだないか取り残されておるでは。彼等の確認しない事には生存を眠れるものも眠れぬわ。もらって構わん……えと我の事は放っておいて」


 このタイミングで夏男が爾来也の部屋を訪れる。


 〝ピンポーーン〟


 これから夏男が聞く事になる爾来也伊吹がエスケープルートを脱出した経緯を簡単に説明すると、彼女が脱出出来たのはある〝偶然〟が重なった人の助けによるものが大きい。


 夏男ら5人と逸れてしまった爾来也は最後まで彼等の無事を確かめるべく探索に全力を注いだ。探索場所としては、魔獣エリアをはじめにその先にあるテストゾーンと呼ばれるエリアやブラックゾーン、入り口付近のエリアと隅から隅まで。


 単独行動では無謀とも思える全エリア探索をする爾来也。道中にて襲い掛かる魔獣やピエロ仮面の集団による追撃によって身体中が傷だらけになってしまい、最終的には多量出血により意識を失ってしまう。


 意識を失った場所はエスケープルート入り口付近になる訳だが、倒れた彼女を発見したのは元軍人の山本カルロスだった。そこから1日の間、入り口の扉前にて外の助けが来るのを待ち続ける山本であるが、その1日の間はダレの助けもなかった。


 しかし2日目になって入り口付近に現れた人物が未来と青田向日葵ペアが計画する脱出手段によって外に出る事が出来たのだ。未来の計画によって、外で待機する仲間が入り口の扉を難なく開ける。その隙に抜け出す未来と青田。爾来也も意識を失ったままではあるが、2人の協力によって外へ運ばれる。


 未来の協力者と思われる人物が外から入り口の扉を開けた訳だが、その人物は舞園創の幼馴染である石川奈津だった。


 山本カルロスは「カルサにはまだ確認するべき事が残っている」と言って外には出なかった。これらの出来事を踏まえて山本は爾来也ら3人は平気だと言い切る事が出来たのだ。


 2日目にして爾来也は身体中出血していて、爪や剣で斬られた刺された等の深い傷が全部で12ヶ所もある重傷。意識は取り戻したが、5日経った今でも自力で起き上がる事が出来ない程である。


 爾来也の部屋で本人から細かな事情を聞いた夏男の推理が1つ、また1つと繋がっていく中でやはりどうしても繋がらない伏線がある。


 時間を進めて夏男のどうしても繋がらない伏線について質問する会話から始まる。


「爾来也さんが発見したとアナウンスされた堂島快跳について。あんたは本当に堂島を一度も見かけていないんだな?」


「エスケープルートは勿論の事、此処に閉じ込められてから堂島という人物とは一度も会っておらぬ。ましてや人間の死体を最後に見たのは、ゲーム開始前にて見せしめにされた菊池殿だ」


 集中して話をしているおかげで分かりやすく説明する事が出来た爾来也。


 だがこれでは辻褄が合わない。やはり黒幕サイドが流したアナウンスと死体発見報告メールは全くのデタラメだったという訳か?


 しかしどういう訳だろうか、爾来也の話を一通り聞いた夏男の表情は晴れ晴れしていた。どことなく「予想的中」といった表情を浮かべる。いや、爾来也が堂島を殺してないと分かって安心している?


「ごめんな爾来也さん。心配掛けさせてあんたには随分無茶をさせたみたいだね。後は俺が何とかするからしばらくゆっくりしていてくれ」


「すまぬ。だが遠慮はしないでもらいたい。我に出来る事があればいつでも申してくれ」


「分かった。青田さん、爾来也さんを頼むな」


「はい」


 爾来也の部屋を後にしようとしたその時、青田が夏男を呼び止めてある事柄について忠告する。


「あの、神崎さん。メールに書かれたゲームパートナーについてなのですが、早く決めておいた方が良いですよ。エスケープルーム参加者のプレイヤーも今日中にパートナーを申請しないといけないみたいですので」


「ああ、分かってる。青田さんはダレと組んだんだ?」


「え……えと……それは言えない約束になっています」


「という事は未来だな。青田、あんたは未来の事どう思ってるんだ?」


 後ろを向いたまま青田に質問を投げかける夏男。しかし質問には答えず黙って俯いてしまう青田。30秒ほど沈黙が続いてから無言でその場を後にする夏男。部屋から出た夏男がぼそっと独り言。


「青田は未来の駒にされているだけだ。彼女については保留で良いだろう。さてと次は……」


 エスケープルート参加プレイヤーの生存確認を済ませた夏男だが、ここから幾つか行動の優先順位に迷う。


 1つは徹底的に米山恵斗の死体を探索するか。もしくは殺害現場を捜査してどのような事件が起きたのかを調べる。


 1つは山本カルロスと計画した〝ある人物〟を捕らえに行く。もしくは周りを固めてあえて泳がせるか。


 1つは全プレイヤーを集めて徹底的に事件について話し合うか。もしくは裁判枠の権利を利用するか。


「先を急ぐな俺よ。忘れないうちにするべき事があるだろう。手っ取り早く済みそうなパートナー申請を先にしとくか。今はまだ黒幕の言われた通りにしておいてやろう」


 組むべきパートナーを既に決めている夏男。その人物にパートナーを組むよう話を持ち掛けにこれから向かう。


 それは、同時に彼の中で1つの決断を迫られる瞬間でもあり、危ない橋を渡ろうとしているのかもしれない。


 眉間にシワを寄せて血が付着したシャツを着たままその人物の元へ向かう。その道中にて何度も不安な思いで一杯になってしまうが、それでもやらなくてはならない。彼の中で1つのプランが出来上がっているからだ。


 夏男の決断とは一体!?


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