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『鋼の松明』
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工房が準備する狩り道具の一つ。
暗所を照らす手段。
鋼で補強された松明で、これ自体で敵を殴りつけることができる。
鋭い鋲が取り付けられ、また炎によって獣を焼く。
火によって獣は、浄められるという信仰がある。
狩人は、獣を焼く歓びに酔っているのだ。
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『太り女の呪文書』
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糞虫の狩人、”太り女”ジャンヌが残した呪文書。
糞虫の巣では、初歩的な教本として普及してる。
ラピスラズリで作られた青いピラミッドから始まった古代魔術への探求。
ジャンヌは、言語学の学者の一人でもあった。
古代ザトランの魔術は、死者から学んだものである。
彼らが在りし日、既に星界から来たりし者たちは、死に絶えていた。
ザトランの地は、旧支配者たちの墓であったのだ。
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『獣狩り鋸の変種』
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黎明期の工房が作った「仕掛け武器」の原形、獣狩りの鋸。
これは、その変種。
もとは、変形機構が未だない無骨なノコギリ。
これは、そこに変形機構を付け足し、調整してある。
2枚のノコギリを重ね、獣に2条の傷を創る。
仕掛けにより2枚の刃が並び、長いノコギリに変形する。
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