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『エキュ銀貨』
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軍神ウルスに由来する聖なる盾を描いた銀貨。
既に古銭であり、もう一般に流通していない。
故、この硬貨で商売する者は、いないだろう。
足場に落して目印に使うといい。
多くのアイテムは、使い手によって、その用途をさらに広める。
頭を使うとは、いつでもそういうことだ。
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『血の雫』
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残響を宿す、血の雫。
かつて愛し合う者が互いを呼び合い、死して声を残した。
これを残響と呼ぶ。
夢に拠る獣の狩人は、死者の残響を血の雫から得る。
血より力を得、より濃厚な血を望む。
狩人とは、そういうものだ。
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『聖餐の秘文字護符』
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狩人の騎士団が用いる秘文字の護符。
「聖餐」は本来、月の民が持たない概念であり、ごく新しく作られたルーン。
その魔力は、血肉を浴び、狩人を猛々しく輝かす。
狩人が忘れて久しいが聖餐とは、「受食に対する感謝」を意味する。
それは、獣を殺し、糧を得ることを生業とする彼らの業そのものであった。
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