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『正門の鍵』
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水時計城の正門を開く鍵。
表向き血統鑑定局本部は、帝都ヤーネンドン、ポーシャル宮殿に置かれている。
だが血の魔術師たちの古い本拠地は、水時計城にあった。
いまや半ば放棄された古城。
しかし血の探究の秘密を暴きたければ、この鍵で正面から入るとよい。
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『血統鑑定器』
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血統鑑定官が持ち歩く血質の簡易鑑定に使用する器具。
もはや大ヴィン帝国の誰もが子供の頃から見たことがあるだろう。
人が人たるか鑑定する冒涜的な機械である。
これは、血の魔術師が積み重ねた秘法の一つである。
構造や仕組みを暴くことは、決して許されない。
故に血統鑑定官は、これを奪われることを絶対に防がねばならないのだ。
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『仕込み義足』
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血統鑑定局が人形工房に作らせた「仕掛け武器」。
人形工房は、人体に見せかけた暗器を作る。
これは、右脚に精巧に似せて作られたもので内部に鎖鋸を仕込んでいる。
もともと手足を失う重傷は、困難な獣狩りから生還した誉れと血統鑑定官は、考えた。
しかしいつからか自ら手足を切断し、望んで武器に交換することが名誉になった。
形によって人を偽ることに彼らは、羞恥心を持たないようになったのだ。
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