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『獣狩りのスプルツマス長銃』
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スプルツマス歩兵火器工廠で設計された銃身が70インチもある長銃。
線条実用化以前の旧式銃で小銃ではない。
それを獣狩りの銃として工房が改造した物である。
ただしこれは、狩人ではなく獣狩りに参加した群衆に配られた。
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『獣狩りの戦闘蒸気自動三輪車』
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宿礼院が独自に開発した狩り道具。
940馬力の蒸気機関を搭載し、重機関銃を一挺、狼鋼で装甲を施した装輪戦車。
あまりにけたたましい音をたてる為、獣狩りに適さなかった。
仕掛けにより、汽缶内部の圧力を上昇させ、突進攻撃を行う。
この攻撃は、周囲の物体を破壊し、噴射する蒸気で衝撃波を伴う。
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『雷神の複式シャベル』
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”電気的”ドロシーの「仕掛け武器」。
工房の職人、キャサリン・シューラーが手掛けたもの。
獣に突き立てて電流を流すことを狙った武器。
また仕掛けによって2本のシャベルに分れる。
ドロシーは、青い電流に心奪われていた。
それは、幼い日に父が見せてくれた輝きであり、弟が実験で命を落とした今も。
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