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『昇降機の鍵』
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鎖された街と外界を繋ぐ唯一の昇降機を動かす鍵。
街に入る狩人たちにのみ事前に配られた。
獣が溢れ、かつて封鎖された街から古い鐘が鳴る。
音に応え狩人の騎士団は、狩人を向かわせた。
”最後の狩人”ジョン・ハンターは、謳った。
他人の血は、甘いものだ。
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『ナーシャの狩り装束』
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糞虫の狩人、アナスタシアの狩り装束。
狩りの神ヘルレ・ハーンと揃いで仕立てられた。
そのために魔法の生地で誂えられている。
非常に派手で、美しく飾り立てられている。
ある種の狩人にとって狩りは、美々しく行われるべきと考えられた。
それこそが狩人を人たらしめる因なのだ。
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『サヤカ』
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採用競争で不採用になったヘンリー・ブレイクの手による短銃。
陸軍に提出された試作の2挺を狩人の工房が「獣狩りの銃」として改造したもの。
頑丈に作られ、集弾性も高い。
陸軍の不採用理由である回転式弾倉には、職人が既に手を入れてある。
5発の水銀弾を装填でき、経験の浅い狩人には、十分だろう。
狩人は、右手に「仕掛け武器」、左手に「獣狩りの銃」を構える。
この銃も工房によって左手で撃てるように作り直された。
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