閉ざされた町、キングストン・アポン・エイボン

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『獣狩りの火炎放射器』

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陸軍の兵器を工房が「獣狩りの銃」として改造したもの。

水銀弾と燃料を混合し、獣を退ける火を作る。

触れることも憚（はばか）られる不浄な獣を浄化する手段。

あるいは、銃弾や白刃の効かない獣に対しても有効となる。

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『燃焼水銀弾』

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狩人の工房が用立てる基礎的な狩り道具の一つ。

水銀弾と燃焼剤を一定の比率で混合し、火炎放射器専用の燃料としたもの。

これにより、他の獣狩りの銃と同じく獣を殺傷する威力と為す。

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『コゼット火炎放射器』

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糞虫（スカラベ）の狩人、ジェレマイア(ジェリ―)が工房に作らせた「獣狩りの銃」。

恐るべき火炎放射器。

使用者の血液と水銀弾を混合し、燃焼剤と共に吹きつける。

ある種の秘儀が応用されており、神秘と秀でる血質を要求する。

燃え続ける獣、コゼットを加工し、彼女を火種とした。

故に二人は、幸せだった。

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