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プロローグ

「エリィ大丈夫かい?もう向こうに帰る時間だよ」

心配そうに父が私の顔を見ている。


「心配かけてごめんなさい。大丈夫。皆んなが待ってる所に帰ろう。」

 もう嗅ぐごとのない、この日本の香りを胸いっぱい吸い込み、複雑に絡み合った運命と戦うことを決めた。

彼の方と共に生きて行きたいから。




この世界には魔法がある。ほぼ全員魔力を持って生まれてくる。

魔法陣を使う事によって、様々な魔法を使える事が出来る。


ここエーヴィヒ国は、獣人で狼科が治める国だ。

温暖で四季を通して天候が大荒れになる事も滅多になく、そのため、農業や漁業、酪農も盛んで国民一人一人の勤労意欲も高い。

 生活も安定しており、山では魔法具の元になる魔法石(電池みたいな物)も取れることから、近隣諸国に比べたらかなり恵まれている。



獣人とは、一見人と変わらない姿をしているが、獣の姿に変わることが出来、獣の特色を持っているので、身体能力が高く、人より丈夫な体を持っている。

なので獣人は最強なのだが、温厚な性格をしており、人間とも手を取り合い暮らしている。

ただ獣人は子供が出来にくく、本能

で、ただ一人を選ぶ『運命のツガイ』と呼ばれる相手がいる。

『運命のツガイ』相手だと子供が出来やすく、生まれてくる子供も、大体16歳ぐらいからツガイを認識する匂いを分かるようになるが、なかなか出会うことが出来ない。

なので皆『運命のツガイ』に出会える事を憧れている。


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