健斗
僕らは学校では目撃される危険があるのでは?と予測した。そして計画を練った。
学校と藍香の家の途中に有紗の家がある。そこで藍香が有紗と分かれて1人になった時がチャンスだと狙った。
有紗の家の近くに今は使われてない畑だった空き地がある。人目に付きづらい所だ。そこまで藍香を連れて行ければ思う存分交代で3人共楽しめると計画を立てて実行に移した。有紗と藍香の姿が遠目に見えるのを身を隠して3人で確認していた。彼女らは有紗の家の前で手を振り別れた。そして藍香が安心しきった顔でこっちへ向かってくる。
僕らも身を隠せるボロボロのビニールハウスから藍香がここを通るのを待った。もう少し…もう少し…もう少し……。今だ!
一馬が現れると藍香は顔色を変え後退りし、学校へ逃げようとした。そこを僕と諒我が取り押さえた。
空き地へ無理矢理藍香を連れて行き、僕らは順番に知ってる方法を全て試してもて遊んだ。こんなに魅力的な楽しみが有るのだろうか…。悪ふざけに僕らは取り憑かれていた。一馬が家に居る寝たきりの祖母のオムツを持って来ていた。
「お漏らし藍香ちゃんにはオムツを当ててあげましょうね〜」
と藍香にオムツを当てたのを見て僕らは大笑いした。
藍香は涙でぐしゃぐしゃになって走って逃げた去った。