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想いの詩(仮題)

秋の朝きみを想う

作者: 浮き雲

朝、霧雨が降っていました。東の空は晴れていましたから、朝日が昇ってくると、西の空に見事な虹が架かりました。それだけのことで、しあわせな気分になれましたから、人間というものは扱いやすいものなのかもしれません。

すみません、脈絡のないお話です。



雨を境に、秋はまた 色を深めていくようで


街を歩けば街路樹の 落ち葉は道を染め上げる




朝を歩けば、きみの手の ふと懐かしく思われて


上着に入れた我が指の きみ恋しさを持て余す




秋の(あした)の朝焼けの 雲に移れば朱に染まり


紅さえ知らぬ唇の 自然(じねん)の赤をしのばせる




冷たく澄んだ冬の気は 秋に溶け入り、解き残す


きみの言葉の冷たさを 季節を越えて、思わせる




空を見上げて、西の端 眞白き月の暮れゆかば


想いに暮れる、我も、また 何処(どこ)にか暮れて消えようか





わたしが暮らす街の街路樹は桜です。じゃあ、秋は関係ないだろうと言われてしまいそうですが、これが、なかなか見事です。ムラはあるのですが、綺麗な赤色に染まります。それらが風に散っている様には、春とは、また違う風情があります。

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