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1話 異世界転生

「もうこんな時間か、もう一周したら寝るか。」


 俺の名前は、斎藤 龍司しがない高校生2年生だ。

 今は、フォレスト・ナイトという人気ゲームでレベル上げをしている。このゲームはレベル上限が無限であり、いくらでもレベルアップすることができる、しかも、どれだけレベルを上げても、というか絶対に勝てないと感じさせるようなボスが多数いるし、自分のレベルにあったクエストも多くあり世界でも人気なゲームだ。

 俺はこのゲームをリリース当初から始めていて。現在のレベルは59,446だ。スマホにも連動できるため、学校でもずっとレベル上げをしてこのレベルだ。周りからは、作業厨や効率厨とよく言われる。

 一応は世界ランクに入っているが13位で、1位とのレベル差は468となかなかに離れている。自分の効率化したレベル上げが非効率なのでは?とか思ってしまう。

 そんなことを考えていると、一周が終わる。時間は、3時を過ぎていた。


「5時にタイマーっせとすりゃいいか、寝よ。」


 これだ、この二年間でどれだけ睡眠が邪魔と思ったことか。せめて、ショートスリーパーがよかったな。

 そうして俺は眠りについた。




............苦しい、息が....できない...助けてくれ......

 そんな中でかろうじて光が見えた。息ができるかもしれない、そんな希望を持ち光の方に向かう。途中から何かに引っ張られるような感覚に見舞われるが、ついに光に出る!息ができる!


「おぎゃ~~!おぎゃ~~」


 息だ!息ができるぞー!


「おぎゃ~~~!」


 ん?おぎゃ~??

 自分の手を見ると小さな、いや、赤ん坊の手があった。


「お、おぎゃ~~!!?(な、なんじゃこりゃー!!?)」




 それから一ヶ月ほど経った、この一ヶ月である程度のことは分かった。


・赤ちゃんになったこと

・ここは、異世界であること

・俺の家族構成

・寝ない


 母さんや父さん、兄弟、友達、会えなくなって事は悲しいし、半月ほどはそのことしか考えられなかったが、クドクド考えても仕方ないと割り切った。

 一つ目の赤ちゃんになったは、見ればわかるそうでなくとも、ご飯がミルクっていうのもな~、もう慣れたけど。あと、言葉が理解できない赤ちゃんだからか?

 二つ目にだが、この世界には魔法が存在する。今の父さんがよくケガをして帰ってくる、その時に今の母さんが何かを唱えてケガを治している。少なくとも日本にはそんな人はいなかった。確証はないけどここは異世界だろう。

 三つ目の家族構成だが、父さん、母さん、姉さん、俺、これが家族構成だ。

 四つ目の寝ないだけどそのままの意味だ、寝ようとしても寝れない。夜は寝た真似をする、そうしないと母さんたちが心配するからだけど、とてつもなく暇!


 一ヶ月後


 特に何もない、というか暇すぎる!!ご飯もまずいし!!早く成長してくれー


 

 生まれてからどれくらい経ったのだろうか、数えるのが面倒で数えていなかったが、少しずつ言葉が分かるようになってきた!とぎれとぎれだが、言葉が分かるのがこれほどまでにうれしいとは思いもしなかったな。あと、今の名前が分かった。

 俺の名前は、レオ 苗字はあるかどうかは分からないが、名前が分かっただけましだ。

 これからは言葉を覚えることを意識して過ごそう。



「ヴゥ~(ひまー)」


 レベル上げしたい、友達とか、前の親に会いたいって気持ちはないけどレベル上げしたいって気持ちだけはなくならないな~。言葉はもう理解できるようになったし、することねぇ。

 それと、家族の名前が分かった、父さんの名前はハルで、母さんの名前はルミ、姉さんはディーナだ。

 そうしていつものように、ボケーっとしていると


『ステータスが追加されました、ステータスを開いてください』

「ほぎゃ?」


 な、なんだこれ?

 目の前にはゲームのメニュー画面のようなものがあった。

初めての投稿なので、すっごく緊張しますね、アドバイスなどがあったらどんどん、言ってください!!

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