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20歳のとき、様々な集まりに出来るだけ、顔を出していた。
自分の見聞が自然と広がったが、
それは、カオス的な影響を僕に及ぼした。
ちょっとオーバーに、カオス的、と述べてみたが、例えば、こんな例。
僕の世代は、幼稚園か保育園に、ほぼほぼ通っていた。
僕も、この二つのうちの一つに通っていた。
僕に関していえば、転校ということが、その後、多くあったものの、だからといって、それをマイナスと捉え過ぎず、20歳に至ったわけである。
ある会合で、そこにいた二人組と話した。
その二人組は、幼馴染というやつで、家も近く、15年来の友達だという。
それが、僕は、とても羨ましかった。
僕には、友達が確かに、そのときもいたが、二十歳の僕には、15年の付き合いがあり、今も続いているという、その二人の関係が、その当時、とてもマブく感じたのである。
そんな、二十歳の僕は、紛れもなく『その時代』に、いたが、
時が過ぎ、僕はアラサーと呼ばれる年齢に、いつしか、なっていた。




