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今日も下僕。  作者: こさじ
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 下僕。エサを探す



 こんにちは。

 二回目の検診を終え、ガリガリ君の状態は……何ともです。ちょっと良くなったところもあれば、あまり良い数値でないところも。

 一週間に一度の病院が、次からは二週間になりました。

 薬は抗生物質と、前まで使っていた吐き気止めよりは弱いもので、一日一回飲ませます。抗生物質を飲ませるのは確か砕いて粉にしてオヤツに混ぜなくても飲ませられるのですが、何故か吐き気止めが上手くいかない。難しいですね。

 餌については、以前から好きで食べていたゼリータイプのウェットフードだと吐き戻しが少なく、完食まではいきませんが何とか、何とかであります。

 また、ゼリーと一緒に柔らかめの肉が入っているのですが、レンジで4秒――押し潰してゼリーと混ぜて与えております。

 液状に少量の固形物が入っていても吐き戻すときがあるのに、ゼリーと固形物だとほぼ戻さない……エサが合っていないのかなと思うのですが、病気前と後だと何か大きく変わることと全く変わらないものがハッキリするんですかね?

 なかなかエサ探しが上手くいかないのですが、ドライフードも好きなので食べやすさを求めてシニア用のものを買ってガリガリ君に判定してもらおうと思います。


 あとは…、猫缶も一般食ではない総合栄養食のものも試したのですが……ニオイがきついみたいで、初めてエサを前にして後退っているのをみました。

 一つは一口食べ、もう一つの缶には怯える感じで、可哀想なくらい俯いておりました。すぐさまエサは変えましたけど、わかりやすい反応でした。



 以上です。

 検査と薬代で約七、八千円。病院にもよるし平均でいくらかかるかはわかりませんが、二回目の検査までの約一ヶ月で五万近くでした。

 ペットは金銭的に余裕がないと飼えないな、と。わかっていたようなわかっていなかったような……こういう状況になっても面倒をみれるかどうか、安易に「可愛いから飼っちゃった」とか、「可愛いから飼いなよ」なんて絶対言えないわと改めて思いました。

 それにお金だけでなく、家族で面倒を見るということもそうだし、時間も必要。嫌がる薬時間をどうやって乗り切るか、吐き戻したものをひたすら掃除、洗濯、そして体についてしまった汚れ……繰り返し繰り返しすることを想像出来ないかもしれませんが、想像してから飼うか飼わないかを考えなければいけないなと思います。


 可愛いは正義――で全部ゆるせないと飼えないですね。

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