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今日も下僕。  作者: こさじ
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 下僕。覚悟は決めたくないが決めるしかないと知る



 こんにちは。

 先日、病院へ行って来ました。理由は、ガリガリ君が吐きまくっていたからであります。

 以前、『毛玉吐く』とは違い、透明な泡の液体を吐いたり、その液体と食べてふやけたエサを戻したりを繰り返しておりました。

 しかし吐いても元気で、ネットで色々調べたりしましたが「エサをがっつき過ぎで空気も大きく取り入れてしまっている」や「寝起きの空腹時である」や、「食道・小腸などのトラブル」ということをよく見かけましたが、結果は『白血病』でした。


 (仮)ではありますが、ガリガリ君は名前の通りにガリガリです。

 仔猫のときから体が小さく、か弱く、兄弟猫のやられっぱなしで押しやられてお乳もなかなか飲めていなかったそうで、我が家に来てからはモリモリ……でもないですが、よく食べ遊んでゴロゴロして成長しました。

 でも、太らないんですよね。

 病院へ行っても、「食べても太らない」――で別のエサにした方がいいのかもしれないど言われ、好きなお魚のおやつやウェットフードや親猫が喰っていたエサを与えて様子見をしてましたが、駄目でした。

 食い付きはいいし、食欲はあるし……けれど吐いてしまう。一日で吐く回数が増え、おかしいなということで病院へ行き、血液検査をしたところ白血病であることがわかりました。


 病院で聞いたところ、猫の白血病には――


①何ともない。

②貧血。

③癌。


 この3通りがあるらしく、ガリガリは②でありました。また、吐くのは別のことのようで、白血病に加えて吐くようになった同時くらいに喉が腫れている感じになり、おそらくそっちが原因だろうということです。唾液の分泌腺が〜と言ってましたが、何よりも白血病の治療でガリガリ君の場合は、ハッキリ言って助からないそうです。

 色々悔やむ気持ちもありますが、正直、今更。気付けなかった自分達のせいと泣いたところで何も変わらないので、出来ることをやることにしました。


 治療は、一番どうにかしたい血小板の数値が低いこと……これが低いといつ脳内の血管がぷつりといってもおかしくないそうで。しかし、どうにかしたいけれども貧血が酷くてステロイドを投与するにしても体が持たないだろうということでした。

 なので、貧血を何とかするために増血剤を週に一回、吐き気を抑えるための錠剤を一日一回飲み、3週間…4週間後に再検査することにしました。


 で、他の病院がどうなのか、飼い主さんがどうなのか、わかりませんが治療する前に医者から治療するかどうか聞かれました。

 今回の検査でいくらかかるのか、今後どうなるのか、決めるのでありますが、今回の血液検査等その他諸々の検査で――約3万円かかりました。

 お金のことを言ったら、これを読んで嫌な顔をする人もいるかもしれません。

 でも、お金はかかります。ペット保険も色々ありますが、ガリガリ君は入っていません。保険については詳しく書けませんが、「もしも病気になったとき」それについて何かしら書けたらいいなと思います。

 これから猫もしくはペットを飼おうと思っている人や、今飼っている人……まあ、偶然読んだ猫好きさんに、猫が白血病にかかったら――という覚悟を持つことは出来るかな、と。


 そんな感じです。

※猫の白血病は、別の猫に感染るそうで…多頭飼いや友達のにゃんこに接触させるのは危ないみたいです。

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