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今日も下僕。  作者: こさじ
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下僕。ついに神器を手にする



 子猫のとき、そして一歳のとき、さほど「抜け毛が〜抜け毛が〜」と気にもしていなかったのだが、ついに家族の一人が言い出した。


 「よし、ファーミネーター買お!」


 いいお値段でした。一銭も出してませんが。

 そして、動画サイトなどで見ていたとき以上の快感があった。すげーすげーと一人数回梳いては次の人……なんてバトンを渡すが如く感動を味わい、また「おおっ!」と声を上げる。


 前のブラシだと尻尾がどうしても上手く毛を絡め取ってくれなかったんですが、一撫でしただけで凄いね。これでコロコロもやったらふわふわと芋づる式に出てきたモノも取れて最高である。


 ガリガリ君の様子は、最初「何コレっ⁉」みたいな顔でそわそわしておりましたが、そのうち気持ちが良いのかぐてっとなって、白目をむいてた。

 あとは、なんか毛の触り心地が変わったような気がする……


 もともとブラッシングが好きなので慣れるのも早かったのかな?

 最近、掃除機が大丈夫だったはずなんだけど、近くを通ると後退るようになった。掃除機で追いかけ回したりしてたわけでもないんだが、音に敏感になったのかしら。


 最後に、ブラッシングのときに左手に頭をすっぽり包まれているのが安心なのか……私の脳裏に『ラピュタ』のとある映像が浮かぶ。

 『ゴリアテ』が基地に係留されたところ、まさにガリガリ君。


 そんな感じ。



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