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今日も下僕。  作者: こさじ
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 下僕。抗う



 猫の動画サイトを見いていると、太ももの上で腹を出して寝転がされて爪切りをしているのを見るのですが、ガリガリ君にそんなことをしたらソッコーで逃げられる。

 勝手に何かされるのは嫌いらしい。

 だからって、腹を出さないわけでもない――と、寛ぎ中に撫でると腹を出して右に左に揺れてゴロゴロする。


 ま、そんな寛ぎ中に爪を切られてしまう御主人様ですが、嫌だけど逃げたり怒ったり、齧って来たりはしない。手を丸めて隠して明後日の方を向いて誤魔化すくらいだが、「無駄な抵抗ですよ、ふふん」とあしらってニョキッと爪を出す私…


 しかし、最近。


 誤魔化すことは駄目だってことを学習した御主人様は、私の手を舐めるようになった。


 ……き、気持ちいい…


 舐められるのが好きなので、つい「あぁん…」とニヤついてしまい幾度か断念したことがあったのですが、まあ、結局切らなきゃいけないんでもう惑わされません。


 そう決意した私は、ベロベロベロベロ、ベロベロベロベロベロベロベロベロ攻撃に抗い、任務を全うするのでありました。


 それにしても、猫の舌はなんであんなに気持ちがいいのか…特に二の腕とかふくらはぎを舐められると堪らない♡

 


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