表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
今日も下僕。  作者: こさじ
16/41

 下僕。ご主人様の鼻息に萌える



 来て欲しい場所を軽く叩いたりして(気長に)呼ぶと、その場所まで来るのだが、体の上には何か抵抗を感じるのか前足だけを乗っけて遠慮してしまうご主人様―――ガリガリ君。


 でも、寒くなって来たからか、ただどうしようもなく眠いだけなのか稀に体の上へ誘導すると降りることなく、寛いでくれる。


 今日がその日であった。へへっ


 で、やらなきゃいけないことがあるのだが、勿論、やるわけがない。おケツではなく、顔をこちらに向けて、私の腹の上で寛いでくれている。


 前脚を伸ばして、ちょうどパーになってニョキッと出た爪を上手いこと私の鼻穴にインしてみたり、身じろぎして顔を近付けてヒゲで私の顎をくすぐってみたり、耳が当たる位置に来たせいでぶつかる度にパタパタ、パタパタさせてみたりとか。


 色んなアクションで悶えさせてくれるのだが、私の一番のお気に入りは、『鼻息』だ。


 ピンクの鼻から「すぅ〜ふん」と出るそよ風……



 たまりませんなっ!





 以上です。


 しかし、生理現象には勝てるわけもなく…耳元で「ご主人様、漏れそうですぅ」と囁いてみたけれど、眠ったまんま。


 ご主人様、絶対起きてますよね?


 だって、素直なお耳が動きましたよ……



 そんな今現在。頑張れ私の膀胱さん。


 

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ