下僕。ご主人様の鼻息に萌える
来て欲しい場所を軽く叩いたりして(気長に)呼ぶと、その場所まで来るのだが、体の上には何か抵抗を感じるのか前足だけを乗っけて遠慮してしまうご主人様―――ガリガリ君。
でも、寒くなって来たからか、ただどうしようもなく眠いだけなのか稀に体の上へ誘導すると降りることなく、寛いでくれる。
今日がその日であった。へへっ
で、やらなきゃいけないことがあるのだが、勿論、やるわけがない。おケツではなく、顔をこちらに向けて、私の腹の上で寛いでくれている。
前脚を伸ばして、ちょうどパーになってニョキッと出た爪を上手いこと私の鼻穴にインしてみたり、身じろぎして顔を近付けてヒゲで私の顎をくすぐってみたり、耳が当たる位置に来たせいでぶつかる度にパタパタ、パタパタさせてみたりとか。
色んなアクションで悶えさせてくれるのだが、私の一番のお気に入りは、『鼻息』だ。
ピンクの鼻から「すぅ〜ふん」と出るそよ風……
たまりませんなっ!
以上です。
しかし、生理現象には勝てるわけもなく…耳元で「ご主人様、漏れそうですぅ」と囁いてみたけれど、眠ったまんま。
ご主人様、絶対起きてますよね?
だって、素直なお耳が動きましたよ……
そんな今現在。頑張れ私の膀胱さん。




