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下僕。にやにやする
ソファーで寛ぐ私の隣で、ぴったりと太腿に寄り添って寝るガリガリ君。
そんな彼を起こさないようにゆるゆると動いて、爪切りとブラシを握りしめる…
でも、ちょっとの音に反応して目を開けてしまう。だが、ぼへっとしている間に爪切り、誤魔化すようにブラッシングをする。
しかし、甘くない。
ブスッとそっぽを向いて、尻尾でバシバシとソファーを叩く。
それを今度は喉…の横、頬よりの首を撫でてやると目を細め、尻尾を振るのをやめる。けれども、やっぱりブスッとしている。
ふふっ。
ソファーで寛ぐ私の隣で、ぴったりと太腿に寄り添って寝るガリガリ君。
そんな彼を起こさないようにゆるゆると動いて、爪切りとブラシを握りしめる…
でも、ちょっとの音に反応して目を開けてしまう。だが、ぼへっとしている間に爪切り、誤魔化すようにブラッシングをする。
しかし、甘くない。
ブスッとそっぽを向いて、尻尾でバシバシとソファーを叩く。
それを今度は喉…の横、頬よりの首を撫でてやると目を細め、尻尾を振るのをやめる。けれども、やっぱりブスッとしている。
ふふっ。