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異世界で無双してもコンプレックスは直らない件  作者: 製造物
三章、始めの街的なところ編
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51、夢の実験!

 さてただいま夜でございます。私は町の外まで来ております。


 その理由は単純。キリアが言っていた“技”というものを確認したいからだ。


 もし“技”というものが攻撃などを行いやすくしてくれるのならば、俺はさらに強くなれるだろう。


 ただし予想よりも使いものにならなければ永久封印なわけなのだが・・・。


 ともかく、早く使ってみるとしよう。


 えーっと、確か“技”を使うには自分で技名を決めてそれを言わなければならないんだよな。





 ・・・厨二病かよ。そういうのは木暮とか爆裂賢者様やらエターナル・リロード様に言ってくれよ。


 純粋な高校生男子には『ハッズゥううううッ!!!』ってなるんだよ!


 ・・・だが背に腹は変えられぬ。やるしか無いんだ!


 それじゃ、起こす行動は普通の横薙ぎ、技名はーー“閃剣”とかでいいかな?


 それじゃあやってみよー。


 その前に周りに人がいるか確認しよう。・・・木暮を今だけ心から尊敬しよう。こんな恥ずいことを表でやれるなんて俺はできないな。




 うん、やはり周りには誰一人としていない。


 というわけでやってみよー。


 剣を下段に構える。


 足で地を握る。


 そしてボソッと一言。いや、ボソッとじゃないと無理です。叫んぶなんて恥ずかしくて嫌だ。


「“閃剣”」


 そして剣を撃ち放つ。


 いつもよりもスムーズに、それでいて違和感なく斬撃が放たれた。


 結果、


 シュパパパーンッ、ズリッ、ドガァアアアアン!!


 目の前に広がっていた森林が真っ二つに・・・


 ちなみに軽く斬ってこれである。


 コレ、全力だったらどうなんの?


 気になるところだが、これ以上の威力が出ると森林がなくなるような気がするし、何より別の実験も行わなければならないのでやめることにする。


 次に本当に声に出してやらなければならないのか確認を行う。


 技名を声に出すというのは相手に行動がバレるし、時間がかかるし、そしてなによりも・・・恥ずかしい。


 なのでスキルみたいに心の中で唱えればいけるかな?という希望を持っているわけだ。


 そんなわけでじっけーん!!


 コレができれば俺にとってはでかい!


 是非とも成功してください!!


 そんな祈りを込めて心の中で


(“閃剣”!!)


 めっちゃくちゃ大きく唱える。


 そして振り抜く!!


 斬撃が飛ぶ!!


 いっけぇえええ!!!




 ・・・結果、木が一本斬れただけ・・・。


 いや!もしや、なんらかの失敗があったのか!!?


 ありうる!!


 検証をもう一回!!




 結果、失敗。


 もう一回!!



 結果、失敗!!


 めげるかっ!!




 この後5回ぐらい続けて行ったけど・・・ダメだった。


 俺の希望は脆く崩れ去った。


 ・・・まあ、まだ検証はあるしね。


 めげずに行こうよ。・・・めげてないんだよ、俺。


 続いての実験は攻撃以外でも技は使えるのか?というものだ。


 というわけで今回はランにも付き合ってもらいます!!


『シショー、眠いよー』


 頑張れ、ラン!!そしてそんなランも可愛らしい!


 今回使うスキルは【気配遮断】だ。


 ランは【探知】を持っている。そのためいつも通りでは【気配遮断】を使ってもあまり意味を持たない。


 それをある工夫をして撒こうと考えているわけだ。


 と、いうわけで技名を唱える。その名は


 「“陽炎”」


 またもやボソッと呟く。俺のハートはなかなかアイアンにはなれそうにない。


 ランが神法を放つ、さっきまで俺がいたところに。


 その間にランの背後に迫り、そのまま抱き込んだ。フワフワぁ~。


『えっ!シショー、いつの間に後ろに!?』


 ランも今回は気づけなかったようだ。


 俺は今回、今までいた場所に気配を残し、【気配遮断】をしながらそのまま移動した。


 それをランは今までいた場所に俺がいると錯覚したわけだ。【探知】でもそこまでは暴けなかったようだ。


 というわけで、この実験は成功だ。


 その後もいくつか実験したり、技を作り出した。


 もちろん中には目的のものもいくつかある。


 これでさらに戦力アップだぜ!


 さて、そろそろ帰ろうかな?


 ちなみに帰りはらくーに窓にひとっ飛びし寝た。


 新技を使うまでもなかったのがとても残念だった。

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