36、主人公は新たなチカラを手に入れた
もう痛すぎて背中の感覚ない。
(納得はいかんが)イソギンチャクとの闘いが終わり、ゆったりとしていた。もうあんなのと戦いたくない。
ちょっと休んだら帰ろっと。
『はーい!ちょっと待ったぁああああ!!!』
・・・元気なことで、厨二病混ざりの方。
『あなた!!ダンジョンといえば何かわかってるんですか!?』
・・・強い敵?
『強い敵!友との友情!出会い!裏切り!死!涙!そして、とてつもなく強力なアイテムでしょうがぁああああ!!!』
俺、そん中で1つしか果たしてねぇな。そんでもってそれって団体で来たときだろぉが。俺ソロですもん。
『予想しよう!これを聞いてテンション上がらないヤローどもはただのカッコつけであると!!』
・・・儂ゃただのかっこつけで宜しいよ。枯れてんだよ。
『まあ、いいよ。本題に移ろうか』
うん、早くいって。
『これでこのダンジョンはクリアだよ。ボクの自信作とあそこまでやれるとはなかなかの戦闘能力、やるねー。外じゃあなかなかの冒険者だった?』
そなの?そこまでではないと思うよ。どんだけ自分が作った魔獣に自信あんのさ。例えば勇者なら直ぐです。
『まあ、とりあえずこのダンジョンクリアの報酬である3つの特典を差し上げましょーう』
マジで?ラッキー。
『まず1点目は称号【ダンジョンの覇者】だよ。これでダンジョンを操れるよー』
おお、すごいな。これを貰えるのか。
『次に2点目は、だんだらだんだらじゃーん、賢者の書でーす』
というか本当にあなたは厨二病のようで。とりあえず病院に行くことをお勧めします。
『余計なお世話だね。とりあえずこの道具はボクの力の一部を込めている神具だよ。つまり【賢者】の力が使えるわけだ。まあ、完全に使えたらチートだから初期の【賢者】の力にしてるけど』
いや、十分だろ。ありがてぇな。
『そして出来ればだけど、君には今以上に強くなって欲しいんだ。【賢者の書】は君と共に成長するよ。【賢者の書】が進化した先には君はこの世界の真実を知ることになると思うけど!どうかよろしくぅー』
強くなること、か。当然だ。俺がこのダンジョンに来た理由はそれなのだから。もっとも、世界の真実を知ったところで何をするかは俺が決めるがな。
『そして最後がーー』
・・・ゴクリ
『ボクのハートだよ!』
・・・帰ります。
『待って待って!何でそこで帰ろうとするの!?ボクこう聞こえて美人だよ!?』
いや、知るかよ。興味がございません。
『むー、まあ、いいかとりあえずまたこの迷宮に遊びに来てね』
まあ、気が向いたらな。
『by爆裂賢者様』
・・・最後の何?
流石は厨二病患者か・・・。木暮と気が合いそうだ。
目の前が黒く発光する。そこから現れたのは古びた本。
俺はそれを手に取った。その瞬間体に何かが入ってくるかのような錯覚を覚えた。
とりあえずアイテムボックスにしまっておくことにした。【賢者の書】、どのようなものかは後で試そうか。
今はとりあえず・・・ご飯だね。
って、あ!飯がない!?
そうだ!イソギンチャク倒せてねぇな!?
まずいまずい!?どうする!?
・・・携帯食料を食うか。悲しい感じだがしゃあない。
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さてと恒例のステータスオープンしますか。
オープン!!
黒輝 勇馬 ♀(以下略) Lv.72
【種族】
上級世界人
【ステータス】
HP 8480/8480
SP 8960/8960
MP 0/0
AP 10500
GP 7600
MGP 199
FP 9550
【称号】
上級剣士、上級闘士、軍師、料理人、美女、被封印者、上級世界人、仕事人、逃走者、愛植家、魔獣を殲滅せし者、魔人、挑戦者、傷つきし者、ダンジョンの覇者、賢者の書の所持者
【スキル】
剣術Lv.10、斬撃強化Lv.3、闘術Lv.10、衝撃強化Lv.2、ステータス上昇(MP、MGPは除く)、地眼、幸運、念話、万能味覚、魅了、封印Lv.5、成長倍加、アイテムボックス×940、超並列思考、超高速思考、逃げ足、瞬脚、雷撃攻撃Lv.1、雷撃耐性Lv.2、空間機動、火耐性Lv.3、水耐性Lv.7、風耐性Lv.3、毒攻撃Lv.3、毒耐性Lv.6、気配感知、気配遮断、魔獣殺法、威圧、夜目、破壊耐性Lv.4、皮膚硬化、筋肉硬化、筋肉増強、破壊強化Lv.3、鱗装、遊泳、堅固、天眼、下剋上、HP回復、再生、ダンジョン改変、ダンジョン転移、鑑定(賢者の書所持時のみに限る)、読心(以下同文)、探知(以下同文)
・・・あれ?いきなり色々増えたんだけど?
つーか、やべー美味しすぎる。
賢者の書やべー。
一部不本意なスキルもあるが、気にしないで行こう。
ていうか【ダンジョン改変】って何?あれか?ダンジョン好き勝手にできるってか?
試しに使ってみる。
「俺の目の前に出口を!・・・って、おおーー!!」
出来ましたよ。すごいね。生活楽だよ。便利だね。
・・・これからどうしよう?




