24、ベジタリアンな俺(泣)
洞窟に篭り始めて一週間が経った。
・・・筋肉痛で全身が痛いんだけど。
もうここって基本的に実の採取か訓練か食事かトイレか就寝のいずれかしか選択肢がないわけよ。その中でも採取と訓練の割合が多く、就寝は3時間程度。俺は寝れない星の元にでも生まれたのだろうか?
まあ、その中で様々な変化が起きた。
まず、体術系のスキル2つのレベルが5に上がったこと。
上がって良かった、一個だけだけど。一時期「おれのスキルってレベル上がらないんじゃね?」と諦めかけたぐらいにレベルが上がらんかったし。
にしても単純計算でレベル1つあげるのに1ヶ月ちょっとかかるのか・・・。しかもアルベルトさんは「レベルが上がれば上がるほどレベルを上げて行くのは難しくなる、だいたい3倍くらい上がっていきます」と言っていた。
・・・強くなんのにどんだけかかるんだ?
多少、絶望を味わった。・・・肉。
次に【草食家】などという不本意な称号をいただきましたー(棒)。
この称号をとってもスキル獲得や身に分かる効果はない。
・・・意味わからん。
第一、今肉食おうと思っても周りの動物どもはえげつないくらいに強いんだよ!!しゃーないじゃん!!
こちらとら好きで食ってるわけじゃねぇんだよ!
それにこの前見ちゃったんだよなぁ~。
魔獣同士の闘いを。
枯渇仕掛けていたチガの実を補充しにきた時だったんだよなぁ~。
闘ってたのはこの前俺を追い掛け回していた狼と同種なのが4匹と顎が異常なくらいに発達していて、the筋肉マッチョみたいな感じのゴリラ1匹だった。
まあ、これだったら多分狼勝つかなぁー。あいつらクソ速いし。
とか思っていた俺を殴りたい。
狼は黄色い雷を纏いながらゴリラへと特攻していった。
決まったな、そう思ったら、
ズゴォオオオオン!!!
轟音が鳴った。
何かと思えばそれはゴリラのパンチだったのだ。地面がひび割れていてクレーターが出来上がっていた。
さっきまで雷を纏っていた狼はそのパンチの下敷きとなり、ただの肉片と化していた。他の狼も同じような風にやられたのだろう。
「だろう」とつけたのは途中で逃げたからだ。
当然でしょうが!!
あんな化け物と目合ったら多分死んでたし!!
【鑑定】スキルが欲しいです!!
愛坂カモン!!
チガの実、あんまり集まってなかったけど当然逃げましたから!!
あんなの神法あったら倒せんのかなぁ~。やはり神法、多少羨ましいな。
まあ、ごちゃごちゃ考えずまた特訓するか。
ここじゃあ、他にやることも無いし。
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さらに一週間が経ちました!
筋肉痛は前よりかはマシです!!
ここで皆さんに1つ言いたいことがあります!!
体術系のスキルがレベル6になりましたー!!
これでアルベルトさんに追いついたぜ!!
え?食事?
相変わらず木の実ですが何か?【愛植家】ていう称号を貰いましたが何か?なんの意味も無なさげですが何か?
まあ、相変わらず魔獣にはかないそうにないが・・・。
なんかテンションが盛り下がったわ。
というわけで引き続き特訓していきます。
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・・・さらに3日たった。
おかしい、明らかにおかしい。
つい最近までは「今まで上がらんかったスキルが上がったぜ~、いやっふー!まるで今までの努力が帰って来たかのようだー!」みたいな感じで浮かれてたが明らかにおかしい。
流石に5日間で体術系のスキルのレベルが7になるのはおかしい。
・・・もしかして【愛植家】のおかげだったりする?
・・・そんな訳がないか(´∀`*)
勇馬にもし、【鑑定】スキルがあれば気がついたのだろう。【愛植家】の効果に。
【愛植家】・・・経験値上昇系の称号の一種これを持つことで植物を食べる度に24時間以内のスキル経験値、称号経験値、ステータス経験値を上昇させる。
この称号が相当なチートであったことに。




